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もどり橋 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1998/04/17 |
JAN | 9784122031142 |
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もどり橋
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
もどり橋は、京都の堀川一条にある戻橋のこと。この世とあの世の境とか言われてる橋で、京都の人はいろいろな思いで、この橋を渡っている。 京都の嵯峨野に生まれたお菊が、料理茶屋の末広屋で下働きで奉公する。 舞台は江戸時代ではあるが、若い男女が苦労して、修行し、失敗や挫折して、そこから立...
もどり橋は、京都の堀川一条にある戻橋のこと。この世とあの世の境とか言われてる橋で、京都の人はいろいろな思いで、この橋を渡っている。 京都の嵯峨野に生まれたお菊が、料理茶屋の末広屋で下働きで奉公する。 舞台は江戸時代ではあるが、若い男女が苦労して、修行し、失敗や挫折して、そこから立ち直り、新しい橋を渡っていくという、もしかして今の時代に一番必要とされる人間ドラマなのかもしれない。 感動の大作である。
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恥ずかしながら、うわーっと泣いた。 想いを交わしていると信じていた男を、こうも素直に許していけるその高潔さが、羨ましくもはがゆい。 主人公の幸せを切に願いながら読み進めた。
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