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資本論(8) 国民文庫
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資本論(8) 国民文庫

カール・マルクス(著者), 岡崎次郎(著者)

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資本論(8) 国民文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大月書店
発売年月日 1972/06/01
JAN 9784272802586

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商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2023/03/26

 今年の1月から『資本論』を読み始め、今月ようやく本文を最後まで読み終えることができた。一般的にマルクスと聞くと、中国やソ連など、いわゆる社会主義、共産主義思想を連想する人が多いと思われる。そのせいか、マルクスが説いた思想は暴力をはらんだ危険な書物だとか、また、社会主義圏の凋落か...

 今年の1月から『資本論』を読み始め、今月ようやく本文を最後まで読み終えることができた。一般的にマルクスと聞くと、中国やソ連など、いわゆる社会主義、共産主義思想を連想する人が多いと思われる。そのせいか、マルクスが説いた思想は暴力をはらんだ危険な書物だとか、また、社会主義圏の凋落から過去の遺物であるなど、否定的な意見を耳にする。今回『資本論』全体を読み通してみると、たしかに資本家と労働者という二元論的な見方は、あまりにも単純で狭量であるため、その点は理解できる。ところが、実際に読んで見ると、先ほど挙げたような社会主義、共産主義な箇所は今回読んだ限りとくに見当たらなかった。むしろ、資本主義とは何かという問いに真摯に向き合い、徹底的に考察する書物として優れている本だと感じた。これは、以前読んだ本『今こそ『資本論』』のように、資本家の立場として読み解くこともできる。そのため、資本主義社会が続く限りにおいては、この本で分析された事項は依然として有効ではないだろうか。たとえ150年ほど前の本であったとしても、今なお続く資本主義社会の構造を知るのに、これほど打ってつけの本はないだろう。

Posted by ブクログ

2022/07/03

本編はこれで読了。 正直にいってよくわからなかった。 マルクスが資本論という書物を通じて訴えたかったことは、当時の資本というものがいかにして動いているか、ということをあらゆる角度から考察することだったと思う。資本家たちが、超過利潤を生みだし、私腹を肥やしている。労働者たちの生活...

本編はこれで読了。 正直にいってよくわからなかった。 マルクスが資本論という書物を通じて訴えたかったことは、当時の資本というものがいかにして動いているか、ということをあらゆる角度から考察することだったと思う。資本家たちが、超過利潤を生みだし、私腹を肥やしている。労働者たちの生活や生命が犠牲になっている。資本家たちは労働者を搾取するだけでなく、土地や水の流れなど、本来は自然にあったものも金儲けの道具に変えてしまう。経済学者たちは現実を曲解して、自分勝手な理論を展開している。そういった現実にマルクスは怒りを覚えていたのだと思う。 強い論調でさまざまな敵を罵倒するマルクス。ただの怒りではなく、皮肉やユーモアもこもっているのが面白い。このあたりは個人的には好きだった。このユーモアの素材があるからこそ、ほとんど理解できない八冊の本を読みとおすことができたのだと思う。 この本と共産主義のつながりを知りたくて読んだのだが、直接的には言及されていなかった。もう少し調べてみる必要がありそうだ。

Posted by ブクログ

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