岩手の歴史 なぜ？どうして？

岩手日報社企画出版部【編】

• 販売会社／発売会社: 岩手日報社
• 発売年月日: 2006/10/31
• JAN: 9784872013825

商品レビュー

2011/10/07

代「前九年の役」「後三年の役」から大正時代の「原敬の暗殺」までの岩手の歴史上の出来事のなぜ、どうして起きたのか、といった視点で捉え事件発生までの経緯と、その結末までを深く掘り下げている一冊です。

　主な収録内容

道奥国と呼ばれたにはなぜか？
アテルイは、なぜ殺されたのか？
どうして志波城が北限の城となったのか？
前九年の役は、なぜ起きたのか？
なぜ後三年の役が起きたのか？
平泉文化は黄金文化になったのか？
九戸政実は、どうして乱を起こしたのか？
どうして葛西・大崎一致が起きたのか？
南部氏は、どうして近世大名になりえたか？
留守氏は水沢城主になったのはなぜか？
栗山大膳は、なぜ盛岡で死んだのか？
なぜ田村氏が一関藩主になったのか？
南部藩が盛岡と八戸に分れたのはなぜか？
岩手山はいつ頃からどのように噴火したのか？
なぜ浅野内匠頭は一関藩邸で切腹させられたのか？
伊能忠敬はなぜ、三陸地方を測量したのか？
八甲田雪中行軍がどうして悲劇になったのか？
なぜ原敬が暗殺されたのか？

イラスト・挿絵は少ないですが、1話2ページ程度で読みやすくなっています。
岩手県内で起きた事件の他に「浅野内匠頭」や「八甲田雪中行軍」など、歴史の教科書に載る事件の裏側に、岩手の人・郷土がこんなに関わっていたのかということ改めて感じさせる本です。