人間関係で「キレそう！」になったら読む本 ワイド新書

斎藤茂太【著】

• 販売会社／発売会社: 新講社
• 発売年月日: 2008/04/01
• JAN: 9784860811983

商品レビュー

2018/11/04

最近、超自己中の上司の顔を見るのも嫌で、我慢が限界に達しそうになっていたが、この本を読んで少し元気が出た。あまり気にせずマイペースでいこう

2011/09/02

ものごとの考え方で頷ける点が色々とあり、勉強させられた。仕事にしても『意にそわないことをやらされる』のではなく『どのような経験であれ、人生に役立たない経験はない』と逃げ出すのではなく与えられた役割に汗することにより前向きの人生を作る。そして、キレやすい人は『何も決めてないから』決めれば感情コントロールできる。忘れそうになったら目にしたい一冊です。

2009/12/22

日常の人間関係に少々疲れを覚えて購入．
タイトル通り，「キレそう！」になったときに，いかにキレずに心を落ち着かせるヒントが満載．簡単に読めるので，人間関係にむかつくことばかりの毎日を送っている人にはお勧め．

以下，個人的なメモ．

・人の欠点にも注目すると，深い関係ができる
人間関係がうまくいかない人は，相手のいいところばかり見ようとする．
「いいところを見つけてほめる」ことが賢いと信じている人たちは失望し，「あの人に裏切られた，だまされた」と怒り，その感情が表情にも行動にも現れ，せっかく親しくなりかけた人とも心が通じない結果となることが多い．
自分で決められた枠でしか見られないために，絆が断たれてしまうのだ．
(p.46 ～ 47)

・「選べない人」は，欲が深すぎるから
世間的に「あの人は決断力がある人だ」と見なされている人であっても，心のうちでは散々迷っているものである．それでも決断できるというのは，「迷いがない」というよりも，むしろ迷いはするが「いったん，こうと決めたらブレない」というほうが正しいのではないか．
「こっちにしようかな．いや，やっぱりあっちがいい」が延々と続く．これが「欲深い」ということ．
ここは単純に「面白そうか，どうか」という基準で決断するほうがいい．
(p.106 ～ 107)