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南極越冬記 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2004/08/23 |
JAN | 9784004151029 |
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南極越冬記
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
日本で初めて南極に基地を構えて越冬した時の、日誌風の記録。何もかも初めてで経験がないし、現在よりも知識も技術力も物資もない状況で、そもそも日常を送ること自体が冒険なのに、探査・調査にも出かけていく。当然いろんな問題が起きて、なんとか在りもので解決していくのだが、その受け止め方や解...
日本で初めて南極に基地を構えて越冬した時の、日誌風の記録。何もかも初めてで経験がないし、現在よりも知識も技術力も物資もない状況で、そもそも日常を送ること自体が冒険なのに、探査・調査にも出かけていく。当然いろんな問題が起きて、なんとか在りもので解決していくのだが、その受け止め方や解決方法が興味深い。著者の技術者としての観点・考え方がわかって面白い。『悲しき熱帯』みたいな思想書とも言えそうな隠れた名著。ぱっと開いたところを読んでも面白い。最後のぶちまけを読んで、日本の変わってなさに情けなくなる。
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第一次南極越冬隊の西堀栄三郎の南極での日記風の書物である。 技術者の視点で、創意工夫で問題をクリアしていく。 1968年一刷 2004年にアンコール復刊されたものを、メルカリで見つけて思わず購入。 自分にとっては、心に残る一冊、励みになる一冊となった。
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第一次南極越冬隊隊長の西堀栄三郎氏の越冬記。 日記からおこしているので変な脚色が入らず、事実を追うことができるとともに、素直な西堀の考え方とその変遷がみえて面白い。 いま読んでも下手な冒険小説よりワクワクする冒険記であった。 なにより資材も道具も不足する中で創意工夫で乗り切って...
第一次南極越冬隊隊長の西堀栄三郎氏の越冬記。 日記からおこしているので変な脚色が入らず、事実を追うことができるとともに、素直な西堀の考え方とその変遷がみえて面白い。 いま読んでも下手な冒険小説よりワクワクする冒険記であった。 なにより資材も道具も不足する中で創意工夫で乗り切って行く様はイノベーションの集まりである。 また、過酷な環境でも地道に研究を続けて行く隊員や基地の中でのリアルな人間模様が見える。 あと、南極2号らしきべんてん様と呼ばれる人形のくだりもありまさに生の冒険記である。
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