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老子 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1973/06/15 |
JAN | 9784122000094 |
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老子
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老子
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他の諸子百家と比べ、老子ほど訳者、注釈者の思い入れが強くなるものは無いかもしれない。 何しろ原文の文意が、そしてその哲学自体が、読者に自由で多様な解釈を要求するのだ。 言わんとする語義は(おおよそ)一致する。しかしそこから伝えようとする内容は何か、という事になると、風を掴むような...
他の諸子百家と比べ、老子ほど訳者、注釈者の思い入れが強くなるものは無いかもしれない。 何しろ原文の文意が、そしてその哲学自体が、読者に自由で多様な解釈を要求するのだ。 言わんとする語義は(おおよそ)一致する。しかしそこから伝えようとする内容は何か、という事になると、風を掴むような思いになる。 肌に当たっている、ここにあるのだが、見えないし掴めないのが老子の老子らしさとも言えるかもしれない。 非常に多様な「老子」があるがゆえに、初めて読むのであれば、訳者との相性という運が付きまとう可能性もある。 そういう意味では、むやみに解説の多くない本の方が望ましいかもしれないが、個人的に一番「しっくりきた」老子を挙げると、この本になる。 現代語訳付きなので、さくっと読む分には苦労しない。
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