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野獣降臨(のけものきたりて) 新潮文庫

野田秀樹(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1985/08/25
JAN 9784101415017

野獣降臨(のけものきたりて)

¥330

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2020/04/27

若い頃に読んだ戯曲を再読。野獣降臨は芝居も観たので、その疾走感とスペクタクル感を想い出した。なんかね、読んでると脈が速くなるんだよね。

Posted by ブクログ

2011/01/20

岸田戯曲受賞。 「大脱走」と2本立て。 最も分かりにくかった時期の、野田秀樹の作品で、 とにかく分かりにくい。 しかも、舞台でしか分からない仕掛けが多く、文章だけで読んでも なんだか分からない(バラバラになった鏡が集まるとか。綱渡りなども 実際、どうやっていたのか不明) 話は...

岸田戯曲受賞。 「大脱走」と2本立て。 最も分かりにくかった時期の、野田秀樹の作品で、 とにかく分かりにくい。 しかも、舞台でしか分からない仕掛けが多く、文章だけで読んでも なんだか分からない(バラバラになった鏡が集まるとか。綱渡りなども 実際、どうやっていたのか不明) 話は、舞台が、地球と、月に分かれていて、 お互いが鏡のような存在。 地球には、月から来た、半分獣のやつが、疫病をばらまき、 月には、地球から来た、半分人間のやつが、疫病をばらまく みたいな話。 アダムの肋骨を1本抜いて、イブを作った話にたとえて、 肋骨を一本盗まれた男が、その骨を探す話や 月から地球を見上げる、清少納言と、紫式部。 15少年漂流記や、アポロの月面着陸、 古事記に現れる、骨なしの怪物「ヒルコ」なども からめて、話は進むが、とにかくまとまりが無く、意味が分からない。 しりとりとか、伝説(でんせつ)、節電(せつでん)、漏電(ろうでん)、また 伝染(でんせん)、電線(でんせん)など ダジャレというか、言葉遊びで、強引に話が進んでいくので いま、誰が、何をしたくて、何をやっているのかが、 さっぱりわからない、という感じになる。 人偏と何かを足すと、とか、しりとりや、言葉遊びなど、現在の野田秀樹にもつながっているモチーフはあり、そこら辺は興味深いのだが とにかく分かりにくい。作者自身も、まとめきれていないのではないか。 芝居で見れば、もう少し分かりやすいかもしれない。 また、馬鹿は、「タブー」に再登場するし ヴォネガットの引用、愛は負けても親切は勝つ、も登場 後に松尾スズキが、このフレーズをもとに親切伝3部作を作る。 「大脱走」の方は、「キル」で再登場するチンギス・ハーンが 出てくる。甲子園の話を絡めたコメディで、こちらの方が分かりやすい。

Posted by ブクログ

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