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大東京繁昌記 下町篇 平凡社ライブラリー273

芥川龍之介(著者), 泉鏡花(著者), 北原白秋(著者), 吉井勇(著者), 久保田万太郎(著者), 田山花袋(著者), 岸田劉生(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 1998/12/15
JAN 9784582762730

大東京繁昌記 下町篇

¥825

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2015/01/19

鏡花目当て。 へ…ぇ、安房にわざわざ武者修行に訪ねるほどの、剣豪がいたんだねー。東京海沿い下町辺りからみた房州方面の感覚が新鮮。 震災後、消えてしまった、江戸、明治の面影への郷愁が、土地の感覚など分かって良いです。あと挿絵が良いので、古本で探そうと。

Posted by ブクログ

2012/12/23

1923年関東大震災直後の銀座、両国、浅草あたりの下町を、芥川龍之介や泉鏡花、田山花袋等が情感たっぷりにルポルタージュしている。 岸田劉生は毛断嬢(モダンガール)の章で、明治の風情がみるみる失われていき、欧化していく銀座の街並み眺め、陰鬱な想いに耽る。 「物質文明は今後の日本を欧...

1923年関東大震災直後の銀座、両国、浅草あたりの下町を、芥川龍之介や泉鏡花、田山花袋等が情感たっぷりにルポルタージュしている。 岸田劉生は毛断嬢(モダンガール)の章で、明治の風情がみるみる失われていき、欧化していく銀座の街並み眺め、陰鬱な想いに耽る。 「物質文明は今後の日本を欧化させずにはおかない。日本は欧化され切った時にはじめて欧化されない日本自身のすがたをみることであろう」の文章に深く共鳴。 また、芥川は生まれ育った本所両国を散歩しながら、子供の頃を回想している。この寄稿後2ヶ月後に自殺しているのだが、時代に取り残されもがき苦しむ様子が文章に漂い、胸に迫る。

Posted by ブクログ

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