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企業とは何か ドラッカー名著集11
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企業とは何か ドラッカー名著集11

ピーター・ドラッカー(著者), 上田惇生(訳者)

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企業とは何か ドラッカー名著集11

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2008/03/13
JAN 9784478004319

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商品レビュー

4.3

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2025/12/22

ドラッカー名著集 11 企業とは何か 著:ピーター・F・ドラッカー 訳:上田 惇生 出版社:ダイヤモンド社 よくもわるくも、ドラッカーが、アメリカ最大の製造業、そして、往時50万人もの雇用を生み出したGMを 「企業」として、ハイライトしたのが、本書である。つまり、GMの企業研究...

ドラッカー名著集 11 企業とは何か 著:ピーター・F・ドラッカー 訳:上田 惇生 出版社:ダイヤモンド社 よくもわるくも、ドラッカーが、アメリカ最大の製造業、そして、往時50万人もの雇用を生み出したGMを 「企業」として、ハイライトしたのが、本書である。つまり、GMの企業研究が本書である ドラッカーは、GMをベースとして、「企業とは何か」という問題提起を本書で行っている。 そして、ドラッカーは2005年になくなるも、GMは、2009年にチャプター11を適用されて破産、国有化された。 本書を禁書とした、GMは、ドラッカーの真摯な問いに答えることができなかったのであろうか。 気になったのは、以下です。 ・企業活動に対する規制は排除しない。政府の役割は、自らも、企業活動を行うことではなく、企業活動のルールを定めることにある ・大規模事業体は、理念と制度の如何にかかわらず近代社会に不可欠の組織である ・今日の社会は、企業の組織構造、大量生産工場の技術、そして、企業そのものによって規定される社会である ・つまるところ、組織の目的は何か、その目的はいかに達成するか、を考える上で、必ず提起すべき問題である ・企業とは人間組織である  ①企業の経済的な機能と社会的な機能を規定するものは人間組織である  ②最高水準の発明の多くが、天才のひらめきではなく、組織としての研究機関によるものであること  ③大量生産の本質は、組み立てラインや、コンベアベルトなどの設備や付随する技術にあるのではない   それは、人と人との関係、人と工程との関係についても分析と統合にある   したがって企業において、最も重要なものが人間組織である ・企業の存続と成功は3つの問題の解決にかかわっている  ①リーダシップ  ②経営政策  ③意思決定 ・そもそも、組織とは、人の長所を生かし、短所を補うべきものである ・GMの分権制の目的は、機能と権限の分業を通じた一体性の確保にある ・本社経営陣は、会社の利益に関わる問題については断固直接介入する  事業部に関わる問題については、事業部長に敬意を払う  全社に影響をもたらす問題については、事業部に協力を求める ・組織は人間からなるものであるがゆえに、一人ひとりの人間の感性、能力、リズムの違いを考慮しなければならない ・小事業部はリーダを育成し、供給してくれる ・組織にとっては、リーダーを育てることのほうが、製品を効率よく低コストで生産するよりも重要である ・アメリカは誰でも上司と同じ車をもてる、平等とはそういうものである  ところが、ヨーロッパではそうなっていない ・機会の平等とは、往々にして誤解されるような、結果の完全平等ではない ・職長の育成  ①専門外の経験を積ませることである  ②現場監督代理など、一段上の仕事に就かせることである  ③昇進前に、集中的に訓練を施すことである ・人は仕事に誇りをもつとき成長する ・本当の解決は、働く者の連帯意識を味方にしたとき、すなわち、提案が全員の利益になる仕組みをつくったときだけである ・賃金については客観的な基準は1つしかない。生産性である ・最大利益は、最小コストによる最大生産によって得られる ・利益とは、未来への賭けに伴うリスクに対する保険であるとともに、生産の拡大に必要な資本設備の為の唯一の原資である ・消費者は経済合理性だけに従って行動しているわけではない 目次 まえがき 第1部 産業社会は成立するか 第1章 企業が基盤となる産業社会 第2部 事業体としての企業 第2章 事業を遂行するための組織 第3章 分権制の組織と原理 第4章 分権制をいかに機能させるか 第5章 社外パートナーとの連携 第6章 分権制はすべての答えか 第3部 社会の代表的組織としての企業 第7章 個の尊厳と機会の平等 第8章 産業社会の中流階級 第9章 働く者の位置と役割 第4部 産業社会の存在としての企業 第10章 企業の存続と社会の利益 第11章 生産活動の目的 第12章 完全雇用の可能性 終章 成功がもたらす失敗 付録 付録1 1983年版のまえがき 付録2 1993年版のまえがき 付録3 2005年日本語版のまえがき 訳者あとがき 参考文献 索引 ISBN:9784478004319 出版社:ダイヤモンド社 判型:4-6 ページ数:340ページ 定価:2000円(本体) 2008年03月13日第1刷発行

Posted by ブクログ

2019/06/26

豊かな社会実現、存続のための企業、企業はその道具。そして、その企業の社会的役割を実現するのは、人、人間組織。

Posted by ブクログ

2017/04/30

"ドラッカーの3冊目(1946年)。 前2作で、ファシズムの分析から、第2次大戦後の社会における企業の重要性を提案したことに続き、3作目でついに「企業」自体が分析の対象としてでてくる。 GMを内部で観察したことを踏まえつつ、経営学的に組織論を語るみたいな部分もあるけ...

"ドラッカーの3冊目(1946年)。 前2作で、ファシズムの分析から、第2次大戦後の社会における企業の重要性を提案したことに続き、3作目でついに「企業」自体が分析の対象としてでてくる。 GMを内部で観察したことを踏まえつつ、経営学的に組織論を語るみたいな部分もあるけど、全体としては、まだ社会経済学者という立ち位置からの作品かな?あるいは、社会経済学から、マネジメント学(?)に移行する最中、マネジメント学が生まれる瞬間の作品か? この作品の8年後に「現代の経営」がでて、ここではすっかり完成度の高いマネジメント論になっていることを考えれば、「企業とは何か」の今なにかが生まれようとしている感じは面白い。「傍観者の時代」と最初の3冊を読むことで、ドラッカーのマネジメントがでてきた思想的な背景が分かる。 ドラッカーは、スゴいけど、なんだかあまり好きになれない著者だったのだが、最初の3冊を読むことで、読めてくるものが変ってくる。 GMの事例をもとに、大企業のなかでの事業部制とか、企業内部での分権化を推奨(?)するなかで、分権化することで効率的になる場合とならない場合がある、という説明がある。が、問題は、経済的な効率性ではなくて、どちらがリーダーを多く育てるか、というのが最大のポイントであり、基本、分権化を進めるべきである、という部分に衝撃をうけた!市場経済がいいか、計画経済がいいか、ということを選択するのが、経済的効率性の問題ではなく、思想信念の問題であるように、分権化するかどうかというのも思想の問題である、と。。。 あらためて、ドラッカーの思想の中核は、「全体主義を繰り返さないためには、失業をなくし、人々が人間性をもって働けるようにしなければならない。そして、その役割を担うのは企業であり、その企業を普通の人がしっかりと運営できるようなマネジメントが重要である」ということにあると確認した。 一方、「経済の時代」は終わったというニュアンスが強かった前2作と比べると、経済成長や企業の利益の重要性、というか必要性が強調されてきているニュアンスもあり、戦時から平時に変る中で、現実的に機能するマネジメントを模索している感じもある。この後に続くマネジメントの本に比べると、試行錯誤的な部分もあるが、ここから何かが始まるという「始まり」の本なんだな〜。"

Posted by ブクログ

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