山崎武也の＜超＞仕事法

山崎武也(著者)

• 販売会社／発売会社: 三笠書房
• 発売年月日: 1996/07/20
• JAN: 9784837916468

商品レビュー

2013/04/05

「一流人の条件」を書いている著者が、
書く「超仕事法」であったので、読んでみた。

「仕事の方法」というのは、
テクニックの問題ではなく、
「精神」であるところに少しがっかりした。

「超仕事法」と言うには、あまりにもかけ離れている。
やはりテクニックの方が重要であり、
サラリーマンの「修身」のコンサルタントは、
もう少し違った信念がいる。

「仕事ができる人とできない人との違いは
どこにあるのか。もっとも大きな違いは
向上心があるかないかという点にある。

日々、自分自身で考えたり判断をしたりすることなく、
人の言うところに漫然としたがっていたのでは、
いつまでたっても、人に振り回される状況から
抜け出すことはできない。」

「簡潔は知恵の神髄である。」シェークスピア

「いますぐに利用できないものは、
将来においても使える可能性はまずない。」

「頭の中が何の乱れもなく整理されていないと、
りっぱな仕事はできない。
不必要なものは即刻捨てるのが、
頭のうごきをよくする秘訣である。
捨てる前に破ることである。」

「休暇は権利ではなくて義務である。
心身を最高のコンディションに維持する必要がある。
そのために休暇は必要である。」

「自分がいないと仕事がストップするような
仕事の仕方をしていたら、
反省して考えを改める必要がある。」

「知識としての情報と知恵となる情報は違う。」

「ファーストハンド」の情報

「考え方を批判して人を批判せず」

「顧客が苦情を持ち込んできてから作業する。
では、逆に顧客に対して苦情はないかと、
働きかけていく方法の可能性について考えていく。」

「人はだれでも、反対されるより
賛成された方が気分がよい。
そこで、反対する人を退けて賛成する人を
近くにおきたがる。
しかし、それでは、さらなる発展への道は閉ざされてしまう。」

「自分の消化能力をよく考えておかなくてはならない。
消化能力を超えて摂取しても、身体のためにならない。」

「締め切りは待つものではない。
はやばやに片づけて忘れるものである。」

「仕事は限定販売方式で望め」

「できるだけ早く」は「いつでも良いから」
と言う意味に解釈され、さらに
「別にしなくても良い」という意味に変わっていく。

「相手が仕事をしやすいように工夫する。」