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愛は束縛 新潮文庫

フランソワーズ・サガン(著者), 河野万里子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1994/11/01
JAN 9784102118245

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愛は束縛

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商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2010/05/28

いかにもサガンらしい…

いかにもサガンらしい、ユーモラスで少しひやり、とする恋愛哲学を知る事が出来て参考になります。

文庫OFF

2021/07/24

「愛は束縛」 ヴァンサンとローランスの間にあるものはまさにそれのようだった。 一方、「愛」には違う面もあるようだった。 朝靄に包まれた、寝ぼけまなこの心地よさみたいな冒頭から徐々に物語は滑り出していく。途中、コリオランやオディール、養父や艶やかな女性たちとのやり取りを通じて、な...

「愛は束縛」 ヴァンサンとローランスの間にあるものはまさにそれのようだった。 一方、「愛」には違う面もあるようだった。 朝靄に包まれた、寝ぼけまなこの心地よさみたいな冒頭から徐々に物語は滑り出していく。途中、コリオランやオディール、養父や艶やかな女性たちとのやり取りを通じて、なだらかに盛り上がりをみせていく物語。 心地のいい流れであった。 濃密だけど軽快で、苛立ちを覚えるものの冷静で。 フランス語の見事な遊びを感じさせる訳でした。 また、ヴァンサンの心理描写もローランスの心理描写も非常に的確で、どこか身に覚えのあるような記憶とつながる表現が秀逸。 濃厚で官能的な雰囲気も、この文才ゆえだろうか。 初サガンでした。 

Posted by ブクログ

2019/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冒頭の、官能的な香りが読む者にまで伝わってくるような描写が素晴らしかっただけに内容にはあまり感動することができなかった。 資産家の娘のローランスと、売れない作曲家でローランスの夫ヴァンサン。 ローランスに養われている生活が7年間も続き、いっしょに住んでいる家でさえも自分の家だとは思えず、自由な時間がいっときもなかったと気づき始めてくる。作曲した映画の音楽が大ヒットとなり、お金持ちの仲間入りを果たしたかと思われたが印税もローランスの元に渡ってしまった。ここから逃げ出したい。でも逃げ出せない。ここから去ったところで自分にはお金も、音楽以外にできる仕事も何もない。ヴァンサンは絶えず自問自答を繰り返しているが、結局は何も打開することができずうじうじと「ローランス」の家で生活している(実家暮らしの私はこのあたりに共感した)。自由になりたくてお酒を飲んだり、買春をしたり、ギャンブルをして大金を手にするものの、その場しのぎの自由と自信では結局は何も変わらない。 途中からヴァンサンの感情や行動の移り変わりが突拍子もないものに見えてしまい、ちぐはぐな印象を受けた。ローランスの知人でありお金持ちの人たちと晩餐をしているときも、自分は大ヒットを生み出した作曲家として権力を持つものとして認められたのだと自信にあふれたかと思いきや、テーブルの下で愛人のスカート下に手をいれたり、急に自分の印税はすべてローランスの物になったと告白して周りの人を唖然とさせたり、目まぐるしい。すべてはローランスへの復讐なのだろうかと思ったけれど、終盤ではローランスの本音が暴露され、かわいそうに思えて家を出るのをやめている。人に対しての恨みが長続きしないためか、盛り上がりに欠ける。 最後のシーンも、あれはどういう感情で口笛を吹いたのか読み取ることができなかった。

Posted by ブクログ

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