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わが子に「お金」をどう教えるか 中公新書ラクレ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2008/03/08 |
JAN | 9784121502735 |
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わが子に「お金」をどう教えるか
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
お金では買えないものは何か考えさせる。 親の姿勢を見せて育てる。 お金を通じて教育について述べている。 読み易く参考になった。 子育ては鈍感であってはならない。 またいくら稼いだか。が大事ではなくお金をどのように使うかが大事である。
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[ 内容 ] 「お金」の使い方で、人間は「間違った万能感」を持つこともあれば、「我慢」を学ぶこともある。 「お金儲け」の話ばかり氾濫する現代、まともな金銭感覚を得るために親がなすべきこと。 [ 目次 ] 第1章 子どもは親の職業、年収を選べない(親の職業、年収で、子どもの幸福度を決めてしまう錯覚 「中学受験をしないのは貧乏人の子どもだから…」という差別意識 ほか) 第2章 「お金で買えないもの」って何?(何十万円のお金よりも、たった三文字を大事にした人がいる 人間の第六感はお金では買えない ほか) 第3章 子どもたちのお金に関する疑問に答える(「お金持ちって偉いの?」 「高級レストランのほうが、安いお店よりもおいしいものが食べられるよね?」 ほか) 第4章 お金の教育で自立した賢い子どもに育てる(きちんとした家庭教育を受けた子どもたちは、どこが違うか 自分でできることは自分でする老舗企業、商店の子どもたち ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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著者は金融関係者ではなく、子供塾経営者というところが異色です。 子供は普段の生活において、わざわざ教えられなくても、自分を取り囲む金銭環境を体感していくものですが、間違った金銭感覚を身につけさせないために、親による家庭教育が必要だとこの本は説いています。 しかし、その親自体の感覚...
著者は金融関係者ではなく、子供塾経営者というところが異色です。 子供は普段の生活において、わざわざ教えられなくても、自分を取り囲む金銭環境を体感していくものですが、間違った金銭感覚を身につけさせないために、親による家庭教育が必要だとこの本は説いています。 しかし、その親自体の感覚からして狂っている場合も往々にしてある点に、著者は警鐘を鳴らしています。 “塩水は、飲めば飲むほど喉が渇いて、どんどん飲んでしまう。お金は塩水と一緒だ”という例えに、なるほどと思いました。 親によるお金の教育も大切ですが、子供は親よりもずっと柔軟にものごとを受け止められるため、もっと損得なしにお金について受け入れられます。 ただ、子供の世界は厳しくて、みんなが持っている物を自分だけ持っていないと、のけものにされかねません。 ちなみにこの「みんなが持っている」の「みんな」とは、3~4人だそうです。 子供の世界では、それが大多数意見となるわけですね。 何台も暖簾を引き継いでいる老舗の店の子どもは、「うちは貧乏だ」と言うそうです。 全ては先代からの預かり物、そして次の代に譲っていかなくてはならないもので、つまり自分の持ち物と言えるものはほとんどないとのこと。 相続の大変さなども、子供は敏感に察しているようです。 そうやって、しっかりと暖簾を継ぐ責任を把握している店は、どら息子の使いこみなどで経営が傾くことはないのでしょう。 お金をどう利用するかというノウハウよりも先に、まずはお金との正しい向き合い方を知ることが大切。 拝金主義には際限はありませんが、それが本当に幸せを追求していることとは限りません。 お金が増えた、減ったという状態よりも先に、お金の大切さ、怖さ、無意味さについてしっかり理解することは、子供にも、そして大人にも大切だと思えた本でした。 <読書会(テーマ:お金)に向けて読んだ本>
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