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旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 電撃文庫

萬屋直人【著】

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商品詳細

内容紹介 世界は穏やかに滅びつつあった。「喪失症」 が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。人々は名前を失い、色彩を失い、やがて、存在自体を喪失していく。そんな世界を、一台のスーパーカブが走っていた。乗っているのは少年と少女。他の人たちと同様に 「喪失症」 に罹った彼らは、学校も家も捨てて旅に出た。記録と記憶を失った世界で、一冊の日記帳とともに。
販売会社/発売会社 メディアワークス/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/03/25
JAN 9784840241922

旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。

¥440

商品レビュー

3.9

52件のお客様レビュー

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2022/08/13

物語としては大きなことは起こらないし、変わったことも起きない。ただ、高校生の男女2人が「喪失症」ってものが起きた世界をカブで旅をするってだけ、でもそれがただ素晴らしい。

Posted by ブクログ

2022/06/06

 わたしの六月はゾンビ月間。  なんとなく終末漂うタイトルに反応して手に取ったが、所謂ゾンビ作品では無かった。  目茶苦茶広義に捉えれば解釈は可能だが。  「名前」と実体が消える病が世界に広まり、人々が消えていった。  少年と少女が世界の果てを目指してスーパーカブで旅をする話。 ...

 わたしの六月はゾンビ月間。  なんとなく終末漂うタイトルに反応して手に取ったが、所謂ゾンビ作品では無かった。  目茶苦茶広義に捉えれば解釈は可能だが。  「名前」と実体が消える病が世界に広まり、人々が消えていった。  少年と少女が世界の果てを目指してスーパーカブで旅をする話。  旅の途中出会う人がいい人ばかりなのは「病」の法則によるのか、作品の都合か。  細々した描写がしっかりしているので「病」の設定も実はしっかりしていたと思いたい…。  続編は出ていないが彼らの旅と世界の終末を見届けたかった気もする。

Posted by ブクログ

2019/12/14

人びとの名前がうしなわれ、記録がうしなわれ、存在がうしなわれていく「喪失症」が蔓延する世界の物語です。喪失症の症状が現われはじめた「少年」と「少女」の二人は、スーパーカブに水と食料、生活用品、そして大きな日記帳を載せて、「世界の果て」への旅に出ました。 二人は、会社を辞めて畑仕...

人びとの名前がうしなわれ、記録がうしなわれ、存在がうしなわれていく「喪失症」が蔓延する世界の物語です。喪失症の症状が現われはじめた「少年」と「少女」の二人は、スーパーカブに水と食料、生活用品、そして大きな日記帳を載せて、「世界の果て」への旅に出ました。 二人は、会社を辞めて畑仕事をはじめた「取締役」と「秘書」、人力飛行機を制作している「ボス」、そして心臓の病に苦しめられている「姫」と彼女の世話をしている養護教諭といった人びとに出会い、旅をつづけていきます。 すこし文章の荒いところも見られますが、それも含めて、みずみずしい作品世界をかたちづくっています。できればもっと若いときに出会いたかった本です。

Posted by ブクログ

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