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江戸の刑罰 中公新書31
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江戸の刑罰 中公新書31

石井良助(著者)

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江戸の刑罰 中公新書31

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1964/02/25
JAN 9784121000316

江戸の刑罰

¥220

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2025/03/17

江戸時代の刑罰について、凄惨な死罪から牢内での生活まで詳細に書かれている。 鋸引きはやはり江戸時代になると完全に儀礼的な真似事となっていたのだな。 江戸時代の司法刑罰というと、残酷な拷問や磔などの血なまぐささのイメージがあるが、案外お上は罪科以上に痛めつけてしまわないように苦心し...

江戸時代の刑罰について、凄惨な死罪から牢内での生活まで詳細に書かれている。 鋸引きはやはり江戸時代になると完全に儀礼的な真似事となっていたのだな。 江戸時代の司法刑罰というと、残酷な拷問や磔などの血なまぐささのイメージがあるが、案外お上は罪科以上に痛めつけてしまわないように苦心していた感じもする。 牢屋の章で記されている、囚人同士のリンチや牢内の取り決めの方が厳しいな。 岡っ引きが獄中に落ちると、恨みを持った囚人にリンチされ人糞を椀に山盛り食わされ感染症で死ぬとのこと。

Posted by ブクログ

2017/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1964年刊行。タイトルどおり、江戸時代の、それも主に公事方御定書成立後の刑事罰の種類、刑事法の目的(世間への威嚇たる一般予防から再犯防止の特別予防へ)、寛刑化の傾向、科刑手続のプロセス、江戸時代前期、さらには戦国時代との違いなどを解説。非常に細かい。例えば、単なる刑種の違いだけでなく、火刑、磔刑等の生命刑や、遠島や所払いの自由刑の執行手続まで細かく解説。新書ならこれで十分とも。人足寄場の概要、目的の変遷にも言及。収監中の生業確保の方法論としても意識すべき歴史的経験のよう。

Posted by ブクログ

2016/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなりきつい内容が (牢屋内でのカースト制的なもの)含まれているので 読書の際は要注意です。 特に強烈なのは 岡っ引きが何らかの理由で囚人になった場合。 むごいことを娑婆でしていた場合は まあまあえらい目に遭わされます。 (吐き気を催すクラスのリンチ) 更正の場となる人足寄場に関しても出てきます。 江戸時代にしては画期的ともいえる 矯正の場でしたね。

Posted by ブクログ

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