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ニッポンありゃまあお祭り紀行
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ニッポンありゃまあお祭り紀行

椎名誠【著】

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ニッポンありゃまあお祭り紀行

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 カラット/ローカス
発売年月日 2008/03/05
JAN 9784898149164

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商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2023/05/24

2008年第1刷の再読です。再読ですが、もうすっかり内容の記憶がなく、読んだ雰囲気だけを覚えていただけで、ほとんど新鮮な気持ちで読みました。 文章の軽快さと写真の美しさがとてもマッチしています。こういうマッチングを、マリアージュなどという言葉で言ってしまうのは的外れでしょうか。奥...

2008年第1刷の再読です。再読ですが、もうすっかり内容の記憶がなく、読んだ雰囲気だけを覚えていただけで、ほとんど新鮮な気持ちで読みました。 文章の軽快さと写真の美しさがとてもマッチしています。こういうマッチングを、マリアージュなどという言葉で言ってしまうのは的外れでしょうか。奥の細道における俳句と地の文の互いに引き立て合う関係と同じように感じました。 「ありゃまあ」祭りを楽しく読み進めながら、第二十二話おわら風の盆に来た時、これがシーナの面目躍如、と感じたものです。それまでも、ショー化しているお祭りについての警戒の気持ちが楽しさに紛れるように書かれていましたが、ここにきてはっきりと表明されています。ついにはっきり書いちゃったね、という感想をもちました。 全国に観光の意識が入り込んでショー化しているお祭りは多い。「その土地の人によるその土地のためのまつり」という言葉がこの本の中にある。その土地のための、ということが薄らいでいくとショー化につながっていくのだろう。読者としてもう一つ考えた。ショー化とは別にイベント化しているお祭りも多いのではないか。 その土地の人の楽しみのためにお祭りはあってよい。 ただ、お祭りは、安心な生活(豊作であったり繁栄であったり)への祈りや、それをもたらしてくれたもの(多くは産土神社であったり、あるいは殿様であったり)への感謝の表明が発端であったのではないか。その祈りや感謝が薄らぎ、楽しみだけが残されたら、それはイベントにすぎないように思う。 ショー化していくお祭り、あるいはわがままにイベント化していくお祭り。我々から祈りと感謝が消えていく日常への警告が、今、増えているお祭りの変化なのではないかと、再読後しみじみ考えたのだった。 ということで、十五年前の本の再読、かなり面白く、また自分の心の変化を促す面白さを感じるものとなりました。

Posted by ブクログ

2013/10/02

22日、恵那最大のイベント“みのじのみのりまつり”が行われる。ながーくできる路上でのマツタケ焼きは、ほかでは見られないちょっと珍しい光景・・・と思ってきたがこの「ありゃまあ」と思わずつぶやいてしまうお祭りには負けてしまうかも・・・ 全国各地の奇祭をごらんあれ!!

Posted by ブクログ

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