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戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エンターブレイン |
発売年月日 | 2008/03/03 |
JAN | 9784757741447 |
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戦争のリアル
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「日本は太平洋戦争の総括をしていない」 1章で興味深いことを言い出したのでそれでやってくのかなと期待を爆上げしたら、そんなことはなく。言ってみただけっぽい。 続く2~5章ではハリアーだ軽空母だと、ずっとそればっか言ってる。くどい。星1ですらなまぬるい地獄。 「第二次世界大戦では誰が得をしたのか」 戦争をしたほどの価値はあったのか。6章でまたそんな、アガるほどのことを言い出した。 ソ連の一人勝ちではないかと思っていたのだが、ソ連崩壊までを視野に入れると中国だけとなるらしい。そうかもしれない。 だが、オチの一言こそが本音で、基本、本書は著作に類するものではなくオタのダベりにすぎないことがわかる。わかってたけど、明言されると星1つ程度のがっかり感はある。
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攻殻機動隊の押井監督と軍事評論家の岡部氏が戦争や兵器について自分たちの思いのたけを語った本。最近は保守層の間で自衛隊は本当は強いだの中国とやれば勝てるだの、デマ本が多く出版されているが、この本は題名の通り幻想に基づかない戦争を語ったものだ。日本にとって最も効果的な防衛とはどのよう...
攻殻機動隊の押井監督と軍事評論家の岡部氏が戦争や兵器について自分たちの思いのたけを語った本。最近は保守層の間で自衛隊は本当は強いだの中国とやれば勝てるだの、デマ本が多く出版されているが、この本は題名の通り幻想に基づかない戦争を語ったものだ。日本にとって最も効果的な防衛とはどのような形か?とか空母の効果的な運用方法など興味深い話を聞ける。また、日本の映画やアニメは未だに第二次大戦の敗北を引きずり、そこから抜け出すことは不可能だ、など押井監督ならではの着眼点も面白い。ただ、監督の力説していた日本は経済的にも中国なしで大丈夫、経済人でも中国重視の幻想にとらわれているのが多い。との意見はうなずけない。既に対中貿易が対米を抜いているし、アニメ産業はどうか知らないが、普通の製造業は中国無しでは存続できないであろう。その中でアジア中に日本の護衛艦を売れば儲かるみたいな発言がしばしばあるが、いくら性能が良くても馬鹿高い日本の護衛艦を買ってくれる国は無いと思う。
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押井守氏と岡部いさく氏の軍事を中心とした対談をまとめた一冊。 軍事に興味があるのと押井氏の作品が好きなことが相まって、タイ トルに惹かれて購入したが失敗だった。内容は二人の軍事オタクが 知っていることをただただひけらかし合うだけの雑談集。 そもそも戦争を体験したことの...
押井守氏と岡部いさく氏の軍事を中心とした対談をまとめた一冊。 軍事に興味があるのと押井氏の作品が好きなことが相まって、タイ トルに惹かれて購入したが失敗だった。内容は二人の軍事オタクが 知っていることをただただひけらかし合うだけの雑談集。 そもそも戦争を体験したことのない押井氏が、「私は戦争のリアリテ ィを理解している」といった体で話すことに違和感を感じるし、その 根拠となる話(RPG-7は凄いよ的な話等々)をひけらかせばひけらかす 程に違和感は広がり薄っぺらに見えてくる。あげく「サバゲーは嫌い」 とか言われると「お前が言うな」と突っ込みたくなってしまう。 押井監督作品は好きだが、彼自身と彼の独演は極めて好きになれな いという事が理解できた一冊。 私のように氏の作品のファンで、軍事に興味があるから、という立 ち位置で読むと絶対に期待はずれなのでそういう方はご注意を。
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