リュパンの告白 アルセーヌ・リュパン・シリーズ 創元推理文庫

モーリス・ルブラン(著者), 井上勇(訳者)

• 販売会社／発売会社: 東京創元社
• 発売年月日: 1966/02/25
• JAN: 9784488107055

商品レビュー

2009/11/17

『太陽の戯れ』
リュパンが口ずさむ謎の数字。向かいの建物からおくられる光の信号。アルファベットに隠された謎。殺害されたルプステン男爵の秘書。男爵が借り受けた金を持って失踪した男爵夫人。男爵を訪問するリュパン。金庫のなかの死体。

『結婚の指輪』
離婚しようとする夫ドリニイ伯爵に息子を誘拐された婦人イヴォンヌ。彼女がかつて好意を持った男の名が刻まれた結婚指輪。外れない指輪を外そうと伯爵が呼び寄せた指輪職人。

『影の合図』
毎年同じ日に屋敷に集まる人々。フランス革命時に徴税人が残した財宝の秘密。徴税人の息子が残した絵画に書かれた日付けの秘密。

『地獄の罠』
競馬場で5万フランをすられ自殺したニコラ・デュグリヴァル。デュグリヴァルのために5万フランを返還したリュパン。再び盗まれた5万フラン。デュグリヴァル婦人の仕掛けた罠にかかったリュパン。デュグリヴァル婦人の甥に隠された秘密。

『赤い絹の肩掛け』
ガニマール警部を拉致したリュパン。リュパンの持つ赤い絹の肩掛けの半分と絞殺事件の証拠と言うリュパン。被害者が持つサファイアの行方。事件の証拠を固めるために照合される赤い絹の肩掛け。

『白い首のエディス』
リュパンの予告で盗まれかけた絵画の持ち主スパルエミントン大佐の死体が発見された。リュパンに盗まれた絵画との関係は？

『麦藁の軸』
グーソ親父の金を盗んだ浮浪者トレナール爺が消えた。果樹園に消えて4週間。村を訪れたなぞの紳士の捜査。

『リュパンの結婚』
サルゾー・ヴァンドーム公爵の娘アンジェリックとの結婚を宣言したリュパン。リュパンの行動に振り回される公爵。アルジェリアに渡っていた公爵の甥とアンジェリックの結婚。公爵のもつ証券の盗難。

　２００２年５月２６日再読

　２００９年１１月３０日再読