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死のワナの地下迷宮 現代教養文庫
定価 ¥528
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 社会思想社 |
発売年月日 | 1985/11/20 |
JAN | 9784390111492 |
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死のワナの地下迷宮
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テーブルトークの要素、あるいはテレビゲームで行うような冒険を、本という形式で遊ぶことができ、なおかつ色んなルートが用意されていて、大きな破綻が無いというのはよく出来てるなあと感じる部分でした。今回はいくつか不正をしつつ一応最後まで遊んだわけですが、ダイヤモンドやサファイアを手に入...
テーブルトークの要素、あるいはテレビゲームで行うような冒険を、本という形式で遊ぶことができ、なおかつ色んなルートが用意されていて、大きな破綻が無いというのはよく出来てるなあと感じる部分でした。今回はいくつか不正をしつつ一応最後まで遊んだわけですが、ダイヤモンドやサファイアを手に入れる正規のルートを探しながら遊べる、という点で繰り返し遊べるようになっているのも楽しいポイント。ページの要所要所で用意されているイラストはゲームの雰囲気を盛り上げ、「自分が」そこに立ち会っているという臨場感に繋がっています。 これはテレビゲームでは味わえない体験で、「書かれている文章を読み進める」という想像する楽しさや、実際にサイコロを振り、ペンで行動の記録をするというリアルと物語が接近する感覚、ここら辺がゲームブック独特の面白さ、魅力なんだろうなあと思いました。 それはつまりこの地下迷宮を製作したサカムビット公との知恵と技術を比べた戦いであり、引いてみればこのゲームブック作者であるリビングストン氏との対話のようにも私には感じられました。ゲームを遊びながら、物語の細部を想像し、製作者と対話する喜び。この本を読んで味わったそれらの体験はとても清新なものでした。
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