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双調平家物語(8) 乱の巻(承前)平治の巻
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双調平家物語(8) 乱の巻(承前)平治の巻

橋本治(著者)

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双調平家物語(8) 乱の巻(承前)平治の巻

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2001/09/25
JAN 9784124901283

双調平家物語(8)

¥990

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2010/04/24

保元の乱の巻。 源義朝とか平清盛とか、源平合戦に関わる人たちがやっと活躍し始めて。 物語に勢いが出てきた。 義朝と清盛が対照的に描かれていた。 貴族風に眉毛描いたりしてたって聞いたことがあるけど、 それも朝廷で生き残っていくための知恵だったんだな。 この2人が同世代ということは...

保元の乱の巻。 源義朝とか平清盛とか、源平合戦に関わる人たちがやっと活躍し始めて。 物語に勢いが出てきた。 義朝と清盛が対照的に描かれていた。 貴族風に眉毛描いたりしてたって聞いたことがあるけど、 それも朝廷で生き残っていくための知恵だったんだな。 この2人が同世代ということは、頼朝とは親子くらいの隔たりがあったわけか。 文中、「本来」が解体されるとき、親子でも足場が違ってくる、みたいなことが書かれてた。 清盛と頼朝の足場がどれくらい違うのか、今から楽しみ。 為朝がかっこよかった。すごい弓の使い手だ。 為朝の鏑矢の音ってどんなんだったのだろう。 音でびびらせるってどんだけー? 金子の十郎を見逃してやるところもよかった。 いつか家来にするから~なんて。 やあやあわれこそは(以下略)ってみんなやってたけど その間、敵は待ってるわけだよね。 この時代の戦争はのんびりしてたんだなあ。 頼長の最期はかわいそうだった。 とーちゃんひどいよ、 後で泣くくらいなら来るなとか言ってないで会ってやれよ~。 為義と息子達との別れの場面 ひとりひとりにかけた言葉が、この先どんな意味を持ってくるんだろう? 「頼賢」「達者で暮らせ」「頼仲、身をいとえよ」「為宗、堅固でな。為成、命を保てよ。為朝、父は恨まぬ、父を恨むな」「泣くな!別れだ!為仲、武士たることを忘れるなよ、よいな!」 そして信西。 藤原氏の独裁が長かった上に、はた迷惑な親子喧嘩までしてくれたので この人の暗躍で忠通が蹴落とされるのは小気味良かった。 清盛との会話は、底なし沼みたいに不気味。 この先の暗躍に期待大。 (10.05.22) 図書館 (10.04.24)

Posted by ブクログ

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