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バブリング創世記 徳間文庫
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バブリング創世記 徳間文庫

筒井康隆(著者)

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バブリング創世記 徳間文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 1982/11/15
JAN 9784195773925

バブリング創世記

¥330

商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2020/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1972年あたりの作品集。 小説というのは読者がその裏や続きを想像することで、自分の中に作者が描こうとした世界を再構成することが楽しみだとは思うけれど、あまりにも意味が分からなくて解説がほしいものがいつくか。 「バブリング創世記」 意味不明。正確にはわからないけれど44歳よりはもっと若いときに書いたもののはずで、こんなめちゃくちゃなものを書く権利が既にあったと考えると恐ろしい。それだけ。 「死にかた」 3人目あたりからさすがに読者はその規則性に気附くだろう。しかし、まあこういうのは有りがちというか、ショートショートだからこういう名前付けをしてるに過ぎず、それ以上の意味はないと思いきや、というのが面白い。もちろんこのキャラクター描写、死に様の描写も、すごい。 「発明後のパターン」 意味不明。 「案内人」 なにかのパロディらしいんだけど、分からない。 「裏小倉」 意味不明。 「鍵」 うむ。 「廃塾令」 うむ。 「ヒノマル食堂」 一番好き。めちゃくちゃなドタバタと、あっさりとした落ち。コレを求めて、筒井康隆を読んでる。 「三人娘」 面白かったが、オチがあっさり。

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2018/11/19

表題作は新人作家では活字化さえされなかっただろう。とても印象に残るジャズのリズムから、当時の流行語を交え、創世記として産み落とされた現代のカオスを表現してしまっていること。他の短編も、悪意に満ちたやりたい放題で、21世紀の今となっては差別用語がばんばん出てきて、作品化さえ怪しい。...

表題作は新人作家では活字化さえされなかっただろう。とても印象に残るジャズのリズムから、当時の流行語を交え、創世記として産み落とされた現代のカオスを表現してしまっていること。他の短編も、悪意に満ちたやりたい放題で、21世紀の今となっては差別用語がばんばん出てきて、作品化さえ怪しい。本書は、著者の様々なテクニックが駆使された作品が集成されているのも良い。好きな作品は「ヒノマル酒場」。最後の「三人娘」は、虐げられる神奈山課長に感情移入してしまい、カタストロフとしての結末をもっと読みたかった。

Posted by ブクログ

2012/12/22

表題作については、自分の力量では評価できません…。 「死にかた」が好きです。筒井さんっぽいと思います。筒井康隆ってなんぞや?と言う方は「死にかた」から読んでみては。これが好きなら、はまりますよ。

Posted by ブクログ

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