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約束の地
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約束の地

ロバート・B.パーカー(著者), 菊池光(著者)

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約束の地

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1987/04/04
JAN 9784150756536

約束の地

¥220

商品レビュー

3.6

15件のお客様レビュー

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2026/03/11

ロバート・B・パーカー、名前は知っていたが、ブク友本棚にもあり初めて読んでみた。図書館の書棚には何冊もあったが、スペンサー探偵シリーズ4作目、1977年度のアメリカ探偵作家クラブ(MWA)の長編賞受賞作のこれを読んでみた。 スペンサーはボストンに住む私立探偵、読んでゆくと、元ボ...

ロバート・B・パーカー、名前は知っていたが、ブク友本棚にもあり初めて読んでみた。図書館の書棚には何冊もあったが、スペンサー探偵シリーズ4作目、1977年度のアメリカ探偵作家クラブ(MWA)の長編賞受賞作のこれを読んでみた。 スペンサーはボストンに住む私立探偵、読んでゆくと、元ボクサーでもあり、料理も得意、「おれは、以前にサフォーク郡の地方検事局で働いていた」などというセリフも出てくる。 探偵の依頼に対する仕事の仕方は、ちょっとフィリップ・マーロウの雰囲気が漂う。大きく違うのは、恋人スーザンとの会話。とにかくよく会話するのだ。それが男女の在り方についてが多い。1976年という時節柄か。今から50年も前なのに、今時の男女関係に照らしても進歩的な感じの会話。特にスペンサーのセリフは、女性や社会に対して古い考えに囚われていないのが驚き。 今回の依頼は、出て行った妻パムを探してくれ、というもの。妻を探し出すと、その妻は家には帰りたくないという。夫の愛情がうっとおしいのだ、という。 さらに依頼人の妻が、スペンサーの作った料理が上手いので、「料理の大家ね」というと、スペンサーは「かりに、きみが作ったのであれば、きみを料理の大家という者はいない。そういうのはおれが男だからだ。料理に関心があって料理をする男は、食通と呼ばれる。同じことをしても、女は主婦と呼ばれる。」という。さらに、自分自身の本来の姿がわからない、というパムに向かって「それはおれは知らない。きみが、自分のあるべき姿は夫が期待している姿だ、という考えを捨てたら、あるいはわかるかもしれない」と言う。・・・なにか上野千鶴子の本かしら?と錯覚してしまう。しかもそれを1932年生まれの著者パーカーが書いているのだ。 原題:Promised Land 本見返しの説明 著者:ロバート・B・パーカー  ( 1932年9月17日 - 2010年1月18日)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身。ボストン大学を卒業し、ダシール・ハメットとレイモンド・チャンドラーの研究で博士号を受けた。1968年以降、ボストンのノースイースタン大学文学部助教授としてアメリカ現代文学の講義を受け持っている。作中のスペンサーのようにかなりの食通。またウェイト・リフティングの練習も毎日欠かさずその方面の著書もあるという。 1973年、私立探偵スペンサーを主人公としたハードボイルド小説『ゴッドウルフの行方』(The Godwulf Manuscript)で小説家デビューした。以降「失投」「約束の地」と私立探偵スペンサーシリーズを書き続けている。スペンサーシリーズ第4作目の『約束の地』で1977年エドガー賞 長編賞を受賞した。 2002年、同クラブが授与する巨匠賞を受賞した。 1976発表 1978.8.31初版 図書館

Posted by ブクログ

2026/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スペンサーシリーズの4作目。1976年MWA長編賞受賞。発刊が古い、でも話は今でも新しい。 ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。 読みやすくて面白くてすぐに終わった。スペンサーという探偵は、自分で認めているように、ハンサムで頭がよく、弁舌爽やか、鍛えているので喧嘩にも強い。ボクサーだった過去もある。主人公が格好がいいのは普通で(探偵なんていうのはいささか変った人も多く居るが)、頭と勘が悪いと話にならないし。恋人のステキなスーザン・シルヴァマンともうまくいっている。 仕事の依頼が来た。ハーヴィ・シェパードという男で、家出した妻を捜して欲しいと言う。 妻はすぐに見つかったが、家出の理由は愛されすぎて鬱陶しくなったからだそうだ。 なんということ、まぁ世界は広いし妻は犬のように嗅覚も鋭いもので。 家に戻りたがらないので、スペンサーは無理に連れて帰らないことにした。夫は妻にもスペンサーにも隠していたが、高利貸しに莫大な借りがあって追い詰められていた。 そんなことを探り出すのはわけも無いことだった。 大物になりたい一心で土地開発に手を出し資金繰りに詰まったのだ。夫は力を妻に誇示したいからだと思っていた。夫が借りた金融会社のボスは裏では銃器ブローカーだった。 こんな夫なら逃げて正解かも。 妻が駆け込んだのは女性運動家のぼろアパートだった。 そこでは運動家たちは資金作りのために銀行強盗をする話になっていた。 妻はそれに巻き込まれた。 仲間の一人が邪魔をした老人を射殺してしまう。 スペンサーはひそかにそこから妻を連れ出して匿い、強盗が成功して10万ドルの資金ができた運動家の女たちが、銃を買うというので手伝い、3%の手数料をとり、同額の夫の借金返済に充てることを思いついた。 「約束の地」を決めてそこで取引をする。警察に裏で伝え、殺人を犯した銀行強盗の女たちを捕まえ、いっぽうで銃器の密売人も逮捕することにした。 というストーリーなのだが、ここでも気の利いた会話がてんこ盛りで面白い。 妻を愛しすぎて逃げられた夫は原因がそれだけなのか。 愛された妻はなぜ三人の子供まで捨てて逃げようとしたのか。 スペンサーと恋人は愛し合っているのになぜ結婚しないのか。 引っ張られつられて、読んでいても先が気になってやめられない。 気の利いたラブストーリーもあり。だからこ難しい展開は無く、ちょっと話に出てくるユダヤ人のことにもかけて、「約束に地」でスペンサーは夫婦を解放する、モーゼもイエスさまもビックリの気の効いた題名になっている。 スペンサーシリーズから ユダの山羊

Posted by ブクログ

2025/05/13

スージーの存在がこの作品を面白いものにしている。 基本はタフガイの話だけど、人間関係の話でもある。 美味しそうなものも沢山出てくる。 これがスペンサーシリーズかぁという感じ。

Posted by ブクログ