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ハハカノ アクションC
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ハハカノ アクションC

前田千石(著者)

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ハハカノ アクションC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2008/03/12
JAN 9784575834611

ハハカノ

¥330

商品レビュー

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2009/03/29

タイトル通りの「母が彼女」なコメディ作品

冒頭から肉欲的なボディの女性が派手に乱れているが、これが主人公の母(義母)であり、相手はもちろん主人公である。母の勘違いから身体の関係を持つのだが、その後も続いている状態が本作の初期設定。ナイスバディを通り越した爆乳の母はとても若く、コメディ路線の作風もあって妖艶というより可憐な...

冒頭から肉欲的なボディの女性が派手に乱れているが、これが主人公の母(義母)であり、相手はもちろん主人公である。母の勘違いから身体の関係を持つのだが、その後も続いている状態が本作の初期設定。ナイスバディを通り越した爆乳の母はとても若く、コメディ路線の作風もあって妖艶というより可憐な淫猥さで主人公を魅了する。まるっきり開放的な母に比べて主人公の方がイケナイ禁忌の相姦だと抗いをみせるのだが、母の蠢惑的な誘いに抗しきれない展開である。幼馴染み、先輩、叔母(母の妹)とも関係を持つのだが、それぞれ一度っきりで後は全部母ばっかりである。それでも母との関係に抵抗しようとする主人公だが、その割に母が単なる欲求不満の捌け口なのかと悩んだり、幼馴染みや先輩からの誘いに母を思い浮べて躊躇したりしており、本作のドラマ部分を奥行きあるものにしている。それだけに幼馴染みと先輩の双方から告白されながらもはっきりしなかった、はっきりできなかった結末が何とももどかしい。さらには、せっかくの「夫のある身ながら息子に溺れる母」なのに、こうした背徳感がほどんど演出されなかったことも勿体ない気がする。恋敵が現れる度にストレートな嫉妬の情を表す母が可愛らしくて良い作品とは思うが、コメディに向かった分だけ少し消化不良になったところも感じられる。

DSK