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山彦ハヤテ
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山彦ハヤテ

米村圭伍【著】

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山彦ハヤテ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/02/28
JAN 9784062145398

山彦ハヤテ

¥220

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2009/06/12

 天狗山に住むハヤテは川原に倒れていた三代川正春を助けた。命を狙われ続ける正春ですが、藩の人々やハヤテ、狼の尾ナシなどに助けられる。  第1話雪虫はいいお話でした。最後のお別れがせつなかったです。ここで終わってもよかったのに。 マサは藩主なのに人がよすぎてちょっと心配。弟の光延も...

 天狗山に住むハヤテは川原に倒れていた三代川正春を助けた。命を狙われ続ける正春ですが、藩の人々やハヤテ、狼の尾ナシなどに助けられる。  第1話雪虫はいいお話でした。最後のお別れがせつなかったです。ここで終わってもよかったのに。 マサは藩主なのに人がよすぎてちょっと心配。弟の光延も性格が良過ぎて、父がいい人だったのかなぁと思いました。第4話の弓の名手である鈴木右京亮の行動にやられました。ストーリーは思ったとおりの展開なので特にハラハラしないですけど、キャラクターが魅力的かなと思います。

Posted by ブクログ

2009/01/14

面白かった! ちょっと下品なところもあったけれど(苦笑 この人が書くやつは、やたらと皆さんキュート。

Posted by ブクログ

2008/07/16

米村さんの新刊を書店で見たので検索に出掛けたら本館の書棚に知らぬ本があると判って早速借りに・・・嬉しい〜仙台藩の北隣の五万石の小藩の水源林にはハヤテと呼ばれる山童がひっそりと住んでいた。隣山との境流れる川で拾った浪人なりの青白い侍はお家騒動の果てに信頼していた馬廻りにあわや殺され...

米村さんの新刊を書店で見たので検索に出掛けたら本館の書棚に知らぬ本があると判って早速借りに・・・嬉しい〜仙台藩の北隣の五万石の小藩の水源林にはハヤテと呼ばれる山童がひっそりと住んでいた。隣山との境流れる川で拾った浪人なりの青白い侍はお家騒動の果てに信頼していた馬廻りにあわや殺されかけた若き城主であった。そもそも実高が三万石しかない折笠藩にお家騒動が起こったのは,ハヤテの親たちが苦労して開墾した北の新田が実りを迎え,貧しかった藩士の心に上昇志向が生まれたからだった。ハヤテの父は鉄砲水で妻を失い,押し込みを働いて息子を棄て,棄てられた息子はひっそりと暮らしていたのだが,人恋しさは絶えなかった。御国御前と次席家老の企みはハヤテと尾が切れた老いた狼の協力で解決する。鎧職人となろうとしたハヤテは算術でしくじり,山に帰るが,手許に置きたい師匠は参勤交代で江戸に上る殿様の列に加わり,江戸で父と再会する〜さらっとした書き方で,腑に落ちないところに目を瞑る爽やかさを運んでくる。若き御台所は四国丸亀の・・・って所が擽りどころだ。KENZAN!という時代小説専門の雑誌があるんですねぇ

Posted by ブクログ

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