1,800円以上の注文で送料無料

雨と夢のあとに 角川文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

雨と夢のあとに 角川文庫

柳美里【著】

追加する に追加する

雨と夢のあとに 角川文庫

定価 ¥607

¥220 定価より387円(63%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/02/22
JAN 9784043437085

雨と夢のあとに

¥220

商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ホラーやけど、寂しい・悲しい感じのが強い。。 後半の一部、描写が少しエグイ感じのところがあって、そこはちょっと...やったけど、全体的には本当に切ない内容。 ハッピーエンドではないけどすごく心に残る。 親娘の関係が羨ましいくらいにすごくいい。 登場人物の話し方とか好き嫌いあるかもやけど、わたしはあーいう感じいいと思う。 メールの打ち方とかなんかは、自分も昔はあんな感じの文章打ってた時あったなーとか。。 子どもっぽい、そーいう感じの。 本当に悲しいけど、親娘の愛がすごく伝わってきました。 ドラマは、雨ちゃん役の黒川智花ちゃんがすっごくかわいい。 原作とドラマやっぱりちがうところあったし、もう一回ドラマもみたいな〜。

Posted by ブクログ

2021/08/22

12歳の女の子視点の物語。奥田美和子さんの雨と夢のあとに、という曲が好きで、曲だけ知っている状態で読み始めた。 曲の歌詞を知っているだけに、 ずっと嫌な予感や心にざわつきを感じながら読み進めていた。 初めは12歳の女の子視点の文体に読みにくさも感じていたが、確かに12歳の頃って...

12歳の女の子視点の物語。奥田美和子さんの雨と夢のあとに、という曲が好きで、曲だけ知っている状態で読み始めた。 曲の歌詞を知っているだけに、 ずっと嫌な予感や心にざわつきを感じながら読み進めていた。 初めは12歳の女の子視点の文体に読みにくさも感じていたが、確かに12歳の頃ってこんな感じだったと思うし、彼女が周囲のおかしさを感じ始める頃には文体も受け入れられたのか、雨のことが好きになっていた。 おかしさに気づきながらも、それを見ないフリをしている雨を見るたびに切なさを感じたけれど、同時にこの時間がずっと続いて欲しいし、誰も事実を告げないで欲しいと思ったので、電話がかかって来た時、ああ終わりが来たんだと思い泣いてしまった。 49日を迎えて、お父さんはいなくなってしまうけれど、 作中にもあった通り、過去と未来、時間は繋がっているのだから、今も12歳の誕生日を迎えている雨と朝晴は一緒にいる。 思い出はだんだん薄れるかもしれないけど、 思い出せさえすれば、そこにいないけど、いる。 大切な人と別れたあとに読むとまた違った感想が得られそうな作品だった。

Posted by ブクログ

2016/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

キャラメルボックスの舞台と、ドラマを見て、かなり前に原作を買ったけどず~っと積んでおいた本。 舞台・ドラマとは違って、基本的に主人公である雨の一人称で物語は展開する。 早川一家との関わりも、暁子さんからの告白も、父親と暁子さんのやりとりも、父親と一緒に死んだと聞かされていた祖父母に会いに行くエピソードも、父親の抱える切なさも、母親の身勝手さも(これは原作にも少しあるが)、全部舞台&ドラマの脚色だったとは。。。 でも、この原作をそのまま舞台化どころか映像化することなんてとてもできない。 中盤、一ヶ所だけ話者が違う部分がある。 暁子さんが恋人に宛てた手紙、そしてそれを読んだ恋人が暁子さんの家に足を踏み入れるシーン。 もう、グロくてエグくて、まともに読むのが大変だった。 暁子さんの死因も原作とは違ったけど、これも特にキャラメルの舞台でそのまま演ることなんて絶対にできないだろう。 【脳内再生キャスト】 桜井雨:福田麻由子(12歳当時) 桜井朝晴:岡田達也 月江:岡田さつき 暁子:岡内美喜子 初演の舞台版だなー、これ。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品