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脳のなかの身体 認知運動療法の挑戦 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/02/20 |
JAN | 9784062879293 |
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脳のなかの身体
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
現象学とリハビリテーション、なんとなく繋がりがあるようではっきりとしないことを明確に理解することができたような気がする。 ノーマン・ドイジ『脳はいかに治癒をもたらすか』にも近いが、こちらはずっと身体に重点を置いているし、新書ということもありずっと読みやすい。 「なぜ動かない手足...
現象学とリハビリテーション、なんとなく繋がりがあるようではっきりとしないことを明確に理解することができたような気がする。 ノーマン・ドイジ『脳はいかに治癒をもたらすか』にも近いが、こちらはずっと身体に重点を置いているし、新書ということもありずっと読みやすい。 「なぜ動かない手足の回復を目指すとき、敗北を重ねてきたのか」という問いかけに対して、身体の所有感覚と主体感覚などの基礎から読みやすく解説してあり考えさせられました。第4章の 「身体がここにある感じ」である。私の身体は、いつも今「ここ」にある。 というのは印象に残ったというかぶっすりと刺さった。
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認知運動療法を知る上では基礎的な事が記載されている。 治療というよりは考え方の記載。 医療用語も多用されており、教科書としても活用可能。
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認知運動療法とはどんなものか?と疑問に思い、手に取った一冊。理論や考え方は好き☆実際のアプローチには賛同できない面もちょいとあり。CVA患者は、運動麻痺や感覚障害で、外界との相互の関係性を失う。それは自分の体の存在感を失うということ。つまり脳の中のある身体(図式)が混乱。その中で...
認知運動療法とはどんなものか?と疑問に思い、手に取った一冊。理論や考え方は好き☆実際のアプローチには賛同できない面もちょいとあり。CVA患者は、運動麻痺や感覚障害で、外界との相互の関係性を失う。それは自分の体の存在感を失うということ。つまり脳の中のある身体(図式)が混乱。その中でもう一度自分の身体を取り戻すためには、脳ネットワークシステムのどこを使い、活性化を図り、再構築をしていくか?それには知覚・注意・記憶・判断・言語の認知過程の活性化が不可欠というのがこの理論。 筆者宮本先生の患者さんを良くしたいという長年の悩みの中で見つけたこの理論。今、なにげなく行われている治療に危惧を発し、全く新しい治療法でもある。だからこそとっつきにくい。しかし本当に今の日々の治療を、何十年と変わらず、やってきてこれからのリハを自分がどう考えるのか?筆者の熱いメッセージが書かれている。
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