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証言 沖縄「集団自決」 慶良間諸島で何が起きたか 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/02/22 |
JAN | 9784004311140 |
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証言 沖縄「集団自決」
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前の戦争中,内地で唯一地上戦が闘われた沖縄。そこでの集団自決は、軍の命令に依るとする現地の主張と,命令は無かったとする文化科学省の教科書検閲官 (その背後にいる官・民の政治的・文化的右翼ファシストら) との争いは,いくつかの形をとってなお続いている。 なかでも07年9月宜野湾...
前の戦争中,内地で唯一地上戦が闘われた沖縄。そこでの集団自決は、軍の命令に依るとする現地の主張と,命令は無かったとする文化科学省の教科書検閲官 (その背後にいる官・民の政治的・文化的右翼ファシストら) との争いは,いくつかの形をとってなお続いている。 なかでも07年9月宜野湾市でひらかれた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」は11万人を結集し,同日の宮古と八重山を合わせて11万6千人の抗議大会となった。 この抗議で文化科学省は、表現を若干替えたが,本質的な軍命令に付いては明確な記述をとらなかった。 これは単に沖縄だけの問題ではなく,戦後日本があの大戦をどう評価して来たかの歴史が問われている重要な課題だろう。 例えば戦後ドイツは、大戦を引き起こしたナチスについて、徹底的な総括を行い、ナチスの犯罪を裁き,被害を受けたあらゆる国々に賠償を払って謝罪し,二度とこのようなことを起こさないと誓った。これによりいまではヨーロッパを牽引する国の一つとなっている。 日本はこの逆で,確かにサンフランシスコ条約で賠償支払いも決められたが,そもそもあのアジア・太平洋侵略戦争については、それを引き起こした反省もなく、近隣諸国との歴史観の差を今なお埋める努力もしていない。 北東アジアでの友好関係を築く思い等さらさらなくて、アメリカの言いなりに動き、北朝鮮の動きを利用し,海外派兵・軍備拡張に血道を上げているだけだ。 これを転換することが日本国民に求められている。沖縄はその意味でも大切な時間空間を持っている群島だ。 なお1984年の家永第三次教科書訴訟をきっかけに、集団自決という表現は,軍の強制を曖昧にするものだとして、「強制集団死」という表現が用いられるようになって来ているとのこと。
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自分用キーワード 集団自決 家永第三次教科書訴訟 軍官民共生共死 東京書籍日本史A表現削除問題(2007)
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[ 内容 ] アジア・太平洋戦争の末期、戦場となった沖縄・慶良間諸島の渡嘉敷、座間味、慶留間の島々で、住民の「集団自決」が起きた。 何が約六百名もの人びとを死に追いやったのか。 これまで黙して語らなかった人を含む、凄惨な戦争の生存者たちが、歴史を書き換えようという動きに抗って、当...
[ 内容 ] アジア・太平洋戦争の末期、戦場となった沖縄・慶良間諸島の渡嘉敷、座間味、慶留間の島々で、住民の「集団自決」が起きた。 何が約六百名もの人びとを死に追いやったのか。 これまで黙して語らなかった人を含む、凄惨な戦争の生存者たちが、歴史を書き換えようという動きに抗って、当時の実相や現在の思いを証言する。 [ 目次 ] 第1章 慶良間戦とは何か―沖縄戦最初の地上戦 第2章 渡嘉敷島の証言―軍命で集合させられて 第3章 座間味島の証言―忠魂碑集合のあとで 第4章 慶留間島の証言―戦場をさまよう人々 第5章 阿嘉島の証言―「集団自決」の寸前 終章 沖縄と本土―何が問われているか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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