ホストの学校 本気で一億つかむ本

高見翔【著】

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2008/02/29
• JAN: 9784309244341

商品レビュー

2015/06/11

ホストの世界やそこにおける用語が知りたくて何冊か読んでみたうち、いちばん使いやすかった（語彙が多かった）のがこの本。今現在はホスト業界は様変わりしているかもとも思うが、当時は活用した。1FI最下奥

2012/02/21

ホストという存在の是非は別として、自分を以下に周りと差別化して女性たちに『男』としての自分を売り込んでいくのか？ということについて語られている本書は私達にもヒントを与えてくれると思います。

自分がホストになるかどうか、もしくは向いているのかはさておいて、自分自身をブランディング化して、『男』である自分自身を売っていく、しかも売る相手は女という『向こう岸』の存在であるからで、2008年に筆者は『御用』となったと小耳にはさんだことがありますが、その彼が地方から東京に出てきてホストという仕事歌舞伎町で成り上がっていく、その過程で学んだことや『一億稼ぐ』ためにはどういう風に自分を持っていくべきかということが書かれてあって、僕はこれを読んで『俺は、ホスト王になるっ！』なとど某マンガの主人公のような気持ちにはなれませんが、少なくとも『プロ』の目線から『女性』とはどういうものか？彼女たちに『選んでもらう』ためには日頃からどのように自分を律していけばいいのか？ということに関しては、この仕事に限らず、さまざまな分野にも応用が利くだろうな、と思っていました。

一番印象に残ったのは『金は自分に投資しろ』というところで、彼らは稼いだお金を高級外車や服にはもちろんのこと、彼は美術館や劇場、高級レストランにも足しげく通い、貪欲に『何か』を吸収していったのだそうです。競争原理が一般の社会よりも露骨な『夜の世界』で頂点を極めた人間が言うことだからこそ、一読の価値はあると思います。率直な言葉で綴られているので、すぐに読み終わることができますしね。

2010/05/29

これからホストを目指す人向けの本……なのかな？
内容は資料としては役に立ちましたが、ホストを目指す人にとって役に立つかどうかはちょっと疑問です。
とはいえ、軽い気持ちで飛び込むよりは、ある程度こういうものを読んでおいた方がいいといえばいいのかも……。