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家(上巻) 岩波文庫
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家(上巻) 岩波文庫

島崎藤村【作】

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家(上巻) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2007/03/01
JAN 9784003102343

家(上巻)

¥605

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4

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みんなの感想まとめ
  • 家族制度
  • 崩壊の歴史
  • 信州の旧家
  • 自伝的物語
  • 家父長制の影響
  • 個々の運命
  • 近代化の過程
  • 家族の絆
  • 時代の変化
  • 農民と商家

古い家族制度とその崩壊をテーマにしたこの作品は、主人公の小泉三吉を通じて、信州の旧家の運命を描き出します。物語は、彼が姉の嫁ぎ先である橋本家を訪れるところから始まり、両家の繁栄と衰退を対比させながら進行します。商売を志す長兄の逮捕や、義理の兄の失踪など、家族の絆が試される中で、三吉は新たな道を模索します。特に、農民や商家の視点から描かれる物語は、幕末の志士たちとは異なる側面を照らし出し、時代の変化と個々の運命が交錯する様子が興味深く、読者を引き込んでいきます。家族の絆と個人の選択が交わるこの作品は、近代化の過程を考察する上でも重要な一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2018/08/22

私小説である 主人公の名前が他作品と異なっているが 藤村の経歴に照らして言うと「春」の続編にあたり また「新生」の前日談でもある 物語は主人公の小泉三吉が姉の嫁ぎ先へ泊まりにいくところから始まる 木曽の山奥にあるその土地は、もともと小泉の先祖が開いたものだ 自分で耕しきれないと...

私小説である 主人公の名前が他作品と異なっているが 藤村の経歴に照らして言うと「春」の続編にあたり また「新生」の前日談でもある 物語は主人公の小泉三吉が姉の嫁ぎ先へ泊まりにいくところから始まる 木曽の山奥にあるその土地は、もともと小泉の先祖が開いたものだ 自分で耕しきれないところは、気前よく人に与えてしまい そうして村ができていったのだとされる しかし当の小泉家は 商売を志した三吉の長兄もろとも上京してしまい いまは薬屋の橋本家に嫁ぐ姉をひとり残すのみであった 橋本の家は、その土地では小泉に並ぶ旧家で たいそう繁盛していた 一方、東京で事業を興した小泉家も 公文書偽造で、長兄が逮捕されるなどの危機にみまわれはしたが なんとかやっていけていた 長い逗留を楽しんで、橋本家の安泰ぶりに心強さを感じつつ 東京へ帰っていく三吉を待っていたのは、縁談だった このときはまだ、未来は明るく思われていた 所帯を持った三吉は、学生時代の恩師に請われ 田舎の学校で英語教師をやることになった 新婚早々、故郷の恋人にあてて書かれた妻の手紙を見てしまうなど けして順調な新生活の船出とはいえなかったが やがて子供が次々に生まれ 自分たちのことばかり考えてるわけにもいかなくなった そのようにして、やっと心の落ち着いてきた矢先 長兄が事業に失敗の挙句、またしても逮捕の憂き目にあい 東京の本家からカネの無心が届くようになった ここに至って、長年の援助を続けてきた橋本家の財政もぐらつき始め もともと女癖の悪かった橋本の家長…三吉にとっての義理の兄…は 身請けした芸者と共にどこかへ消えてしまった そんな中 新たに生まれた三人目の娘を前に 家計は早晩行き詰るであろう、そう考えた三吉は ひとつの賭けに出ることを決意した 上京して、なんと専業作家になる道をとったのである 藤村の経歴に照らせば それはちょうど「破戒」の執筆にとりかかった時期だ よほど着想に自信があったのかもしれないが それにしても、思い切ったことだった

Posted by ブクログ

2015/08/10

幕末の志士の話はかくあるけれど、その時代の農民や商家の話はあまり読んだことがなかったので興味深く読めた。

Posted by ブクログ

2009/07/08

7/8 課題用。 ヘーゲルにおける男女の自己意識の違いは割と見られるが、むしろ既定の自己意識を崩壊させることで近代化していく過程を描いた作品では?

Posted by ブクログ

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