障害児授業実践の教授学的研究

湯浅恭正(著者)

• 販売会社／発売会社: 大学教育出版
• 発売年月日: 2006/12/01
• JAN: 9784887307353

商品レビュー

2010/08/27

本書は、博士論文『障害児教育における授業実践の成立に関する教授学的研究』(2002)の内容を大幅に圧縮、修正したもので、障害児教育における授業の構造の論理、教授学の論理等の授業づくりを理論的に解明した、現代における障害児教育の実践原論である。

授業づくりの教授学的視点、学級集団論、教科指導、総合的学習等の幅広い内容を取り扱い、そこでの意義と課題を提起しており、授業づくりにとても参考になる。

まだ、私は内容を自分なりに咀嚼できないでいるが、学校関係者には必読のテキストになると思われます。

湯浅恭正ほか(2002)『障害児の教授学入門』コレール社とあわせて読むと、より理解を深めることができると思います。