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生きること 思うこと わたしの信仰雑話 新潮文庫
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生きること 思うこと わたしの信仰雑話 新潮文庫

三浦綾子(著者)

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生きること 思うこと わたしの信仰雑話 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1983/08/25
JAN 9784101162096

生きること 思うこと

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商品レビュー

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2014/01/17

『塩狩峠』や『氷点』などの評判が高い著者が夫婦の信仰生活を綴ったエッセイ。 旭川の山奥で暮らしていることもあって、特に前半部分の頑固な時代批評にはやや隔世的なものを感じてしまうが、読み進めていくうちにそれらは鳴りを潜めて穏やかな文になってゆく。中盤で著者が自らの生活を省みたときに...

『塩狩峠』や『氷点』などの評判が高い著者が夫婦の信仰生活を綴ったエッセイ。 旭川の山奥で暮らしていることもあって、特に前半部分の頑固な時代批評にはやや隔世的なものを感じてしまうが、読み進めていくうちにそれらは鳴りを潜めて穏やかな文になってゆく。中盤で著者が自らの生活を省みたときにふと思い至ったこととして、「思い立ってすぐ実行に移す人間は必ずしも実行力があるとはいえず、むしろ意志薄弱型の人間なのだ。本当の実行力とは一つのことを実行に移すにあたって綿密な計画と周到な準備をもってなされるものでなければならない。」と書いているが、この部分には大いに同意させられた。 敬虔なクリスチャンである著者とその夫が日々の生活を実直に送り、しばしば自身の信仰について真摯に省みる様子は一種の美しささえ感じられた。

Posted by ブクログ