![ひらいたトランプ ハヤカワ文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001577/0015776195LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-16-02
ひらいたトランプ ハヤカワ文庫
![ひらいたトランプ ハヤカワ文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001577/0015776195LL.jpg)
定価 ¥704
330円 定価より374円(53%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1976/04/30 |
JAN | 9784150700027 |
- 書籍
- 文庫
ひらいたトランプ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ひらいたトランプ
¥330
在庫なし
商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
クリスティーのポアロ…
クリスティーのポアロ物の一つです。ポアロを含め八人の客がブリッジに熱中している間にシャイタナ氏が刺殺されます。犯人は限定されている中で、ポアロは意外な方法で事件を解明します。ブリッジのルールを知らない人が読まれるとちょっとつまらないと思うかもしれません。
文庫OFF
ひらいたトランプ ポアロシリーズ長編。 シャイタナという如何わしい人物がポアロ、バトル含めた優秀な探偵役と名目上は素晴らしい人物合計八人を招待しパーティを開く。シャイタナはパーティ招待メンバーに過去の事件を匂わせ彼らの秘密を握っている事を喜んでいたが、二組に別れて開催されたブリ...
ひらいたトランプ ポアロシリーズ長編。 シャイタナという如何わしい人物がポアロ、バトル含めた優秀な探偵役と名目上は素晴らしい人物合計八人を招待しパーティを開く。シャイタナはパーティ招待メンバーに過去の事件を匂わせ彼らの秘密を握っている事を喜んでいたが、二組に別れて開催されたブリッジのゲーム中、何者かに刺殺されてしまう。ポアロ達のグループはシャイタナと別の部屋におり、メンバーはポアロ、バトル、レイス、オリヴァといわば探偵的素養がある人物達。一方、殺害されたシャイタナと同室にいたのは4人のグループでそれぞれが過去に何かを隠していると思われる人物。犯人はこの四人のうちの誰かである事は間違いなく、彼らの過去を捜査しながら真相を突き止めていく。 ストーリーの土台としてポアロがブリッジの戦い方、スコアシートの取り方などからそれぞれの人物の性格や特徴を読み解き、今回の殺人のケースに当てはめて推理を進めていく。ブリッジを知らない人には彼らの性質をどの様にポアロが読み解いていったのかが少しわかりにくい。また、それぞれが過去に何らかの事件を起こしているだろうと推定できる設定の為、彼らの過去について明かされていく事実が物語に深みを与えている。 登場人物が限られている事が今作をシンプルにそして一人一人を深く掘り下げる事に適しており、他の作品の様に登場人物の名前や性格に悩まされる事がない。ブリッジ要素以外はわかりやすく読みやすい。僕は今作を手に取ったのが比較的早い段階だったため、探偵側の人物達の知識がなかった。本来であれば非常に洗練された謎解きミステリーだが、あろう事にバトルやレイスを疑ってかかる始末で個人的に反省した部分だ。(全てを疑う様にしたのもクリスティなのだが(笑) ポアロと並び、バトル警視やオリヴァ夫人の活躍も魅力的で、特にオリヴァ夫人の強烈な個性がシリーズ中何度も登場を求められる人物になる事はクリスティの表現力によるものだろう。これほど魅力的なキャラクターは中々他のミステリーにも存在しない(他のミステリーで登場する強烈な人物達は“狙い“すぎていて作品に馴染まない様に見える) 評価としてとても面白かったが、ブリッジを知らない事が残念でならない。おそらく知識があればもっと楽しめた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ポアロシリーズ⑬ 殺人事件に四人の容疑者。必ずこの中の誰かが犯人である。四人の探偵役の前には、容疑者達が過去に殺人を犯したかもしれないという事とブリッジの得点表だけ。それらは、この殺人を実行できる人物を指し示すのか。 しかし、容疑者の明るみに出てきた過去から、ブリッジの得点表から、容疑者達の人物像、心理までもが浮き出てくる。この殺人を実行しうる人物は。 しかし、事件の結末は二転三転するが、最後はポアロが真実を明らかにする。 この話には、謎の人物も派手なアクションでてこない。だけど、この殺人をめぐる人間模様がいい。真実がわかって、唸ってしまう感じがまたいい。 前に読んだ「牧師館の殺人」で、アガサ・クリスティーをまた読みたい!読むなら大好きだったものを!と。久しぶりに実家の本棚から引っ張り出してきました。表紙はボロボロだし中は日焼けしてるし、、、もう少し大事にしてたら良かったなぁ
Posted by