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ゆうわく美尻 双葉文庫
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ゆうわく美尻 双葉文庫

橘真児(著者)

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ゆうわく美尻 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2008/02/14
JAN 9784575511840

ゆうわく美尻

¥330

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

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2012/08/23

快活さと悩ましさが同居した珍しさ(?)あり

基本的には明るく快活でコミカルな、双葉文庫での橘作品で進んでいく。義母が双子だったり、さらに妹が2人いたりする目新しさもあり、さらには他にOLも出てきて、これが面白い繋がりを見せたりしている。基本的には自由奔放で開放的かつ積極的なヒロイン達に翻弄される主人公というお決まり展開では...

基本的には明るく快活でコミカルな、双葉文庫での橘作品で進んでいく。義母が双子だったり、さらに妹が2人いたりする目新しさもあり、さらには他にOLも出てきて、これが面白い繋がりを見せたりしている。基本的には自由奔放で開放的かつ積極的なヒロイン達に翻弄される主人公というお決まり展開ではあるが、姉妹で年齢を振り分けているので、若い娘から熟女まで幅広く、中にはクールなキャリアウーマンながら、その実シャイなツンデレ風味で胸キュン的異彩を放つヒロインもいたりする。この辺りの配置はさすがといったところか。読んでて面白く、お色気も官能もまずまずといった内容に仕上がっていると思う。 そして、中盤以降で双葉文庫では少々珍しい展開を迎えている。主だったヒロインが総出で主人公と戯れ、交わりあう流れには「へぇ~」という驚きもある。フランス書院文庫やリアルドリーム文庫では当たり前だが、双葉文庫で読むとこれはこれで新鮮な趣と写るかもしれない。 さて、実は実質的な、あるいは影のメインヒロインというか、主人公がずっと思慕している義母は終盤まで出てこない。最後のクライマックスとして義母との念願が成就されるのか?という展開を迎えるのだが、ここはさすがに双葉文庫のガイドラインなのか暗黙のルールなのか、はたまた文庫としての矜持なのか、「う~ん、そうきたかぁ~」という結末になっていた。双子を巧みに活用したアイデアは悪くないが、主人公に同調する読み手の心境からすると若干の肩透かしを伴う可能性もある。その代わりでもなかろうが、エピローグではメインキャストによる4Pが描かれており、この辺りに境界線があるのだろうな、といった感想も芽生えるのである。

DSK

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