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狡猾なる死神よ 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2008/02/12 |
JAN | 9784488270049 |
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狡猾なる死神よ
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墓石の芸術という研究をしている主人公、スウィーニー。 ある日、知り合いから奇妙なモニュメントの写真を見せられる。それは舟の中に横たわる裸の女性と、それを見下ろす死神というものだった。そのモニュメントの研究は、殺人事件へと転じていく。 非常に知的な、と印象が強い。 とい...
墓石の芸術という研究をしている主人公、スウィーニー。 ある日、知り合いから奇妙なモニュメントの写真を見せられる。それは舟の中に横たわる裸の女性と、それを見下ろす死神というものだった。そのモニュメントの研究は、殺人事件へと転じていく。 非常に知的な、と印象が強い。 というか、それだけ<死>は<生>のそばにあり、墓石は死の象徴であると同時に、生きた証でもあるからなのだろう。 総合芸術としての墓石というのが、とてもよく理解できた。 ストーリーは、過去から現在にねじれながら交錯していて…。 主人公に共感できるかどうかが、ポイントかもね。 彼女の生い立ちや、トラウマは確かに気の毒なんだが、一応そういうのを乗り越えてがんばってるっぽいんだが、なんかねぇww なんなんだろう?? ともあれ、知的好奇心を満足させてくれるミステリーといえるだろう。
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芸術史家スウィーニー・セント・ジョージ登場。 墓石の芸術という変わったテーマを研究しているスウィーニーは28歳でハーバードの助教授。長身で赤い巻き毛、緑の目をした才媛。友人トビーに見せられた19世紀末の流行とは異なる風変わりなモニュメントに興味を抱く。 18歳で死んだ美しいメアリ...
芸術史家スウィーニー・セント・ジョージ登場。 墓石の芸術という変わったテーマを研究しているスウィーニーは28歳でハーバードの助教授。長身で赤い巻き毛、緑の目をした才媛。友人トビーに見せられた19世紀末の流行とは異なる風変わりなモニュメントに興味を抱く。 18歳で死んだ美しいメアリの墓はラファエル前派風の彫刻だったのだ。トビーの叔父が暮らす芸術家の村ビザンティウムを訪れると、問い合わせをしたばかりの親族の女性が死体で発見されたという。 村では価値のなさそうな物が次々に盗まれる事件が発生していた。 印象的な村の人々と、美しい館、だがそこに渦巻いていたのは…? 死に取り憑かれたかのような運命とは… ラファエル前派などアートな話題も楽しい。 1971年生まれ、2003年にこの作品でデビュー。シリーズで4作発表しているそうです。
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タイトルと表紙で損してる気が。こんなおどろおどろしくはないのに。芸術家村で殺人が起きて、墓石の図像の研究をしている大学教授(二十八歳女性)が謎を解くって話(ほんとにあらすじ説明が苦手)。わたしは芸術とか研究とか大学とか教授とかってものに弱い(惹かれる、あこがれる)ので楽しめた。芸...
タイトルと表紙で損してる気が。こんなおどろおどろしくはないのに。芸術家村で殺人が起きて、墓石の図像の研究をしている大学教授(二十八歳女性)が謎を解くって話(ほんとにあらすじ説明が苦手)。わたしは芸術とか研究とか大学とか教授とかってものに弱い(惹かれる、あこがれる)ので楽しめた。芸術家村のクリスマス、個性的な人々がつどう屋敷、などなど、ちょっとクラシックな田舎のミステリみたいな雰囲気もいい。あと、主人公の経歴が複雑で、心に闇を抱えている感じが好きで、シリーズの続きをぜひ読みたいと思う。謎解きも、本格風というかクラシックというか、宿泊客のなか、村のなか、一族のなかでだれが犯人か、みたいな感じで(これも説明になってない)、わたし的には、登場人物が多すぎてだれがだれだかよくわからなくなったり。あと、普通こんなこと気づくかなあ?、とちょっと思ったり。
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