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ピュタゴラスの旅 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1994/01/15 |
| JAN | 9784061855779 |
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ピュタゴラスの旅
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ピュタゴラスの旅
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
[そしてすべて目に見えないもの] 最初はどんなすごい話になって終わるんだろうと期待してたけど、残念ながら普通にメタになって終わるだけ。ちょっと期待はずれ。 [ピュタゴラスの旅] これが史実なのか作者の創作なのかよくわからないんだけど、ピュタゴラスが音楽を哲学として追求してい...
[そしてすべて目に見えないもの] 最初はどんなすごい話になって終わるんだろうと期待してたけど、残念ながら普通にメタになって終わるだけ。ちょっと期待はずれ。 [ピュタゴラスの旅] これが史実なのか作者の創作なのかよくわからないんだけど、ピュタゴラスが音楽を哲学として追求していたということ以外は、歴史の本でも読んでるみたいでいまいち。 [籤引き] この短編集では、これが一番面白いかな。といっても酒見賢一の小説としては全然もの足りないんだけど。 裁判の代わりに籤引きで犯人を決めるというのは、確かに間違ってると思うけど、日本だって他の国から見れば理不尽な風習をうれしそうに守っている、ってことは当然あるんだろうな。 [虐待者] 犬派の俺としてはここまで猫に思い入れはないんだけど、幻想と現実が互いに混ざり合っていくところとか、筒井康隆的な展開は嫌いじゃない。酒見賢一も虚構に対して筒井康隆と同じような立場なのかも。単にファンだって可能性もあるけど。 気になったところは2つ。「憑かれているという恐怖はなかった。だからこそ憑かれているのだろう」っていうところと、犯人を惨殺した場面を直接記述せず、あとから回想するという手法。 [エピクトテス] 確かに自分の意志で息を止めて死ねる奴はすごいと思うけどねえ。だからってそれを哲学にしなくてもいいと思うんだけど。 直接この話とは関係ないけど、ローマ時代って確かに奴隷にとっては辛い時代だったんだろうけど、市民になれる可能性もあったわけだし、江戸時代みたいに本当に閉ざされた階級社会よりは、まだましかも。武士なんて威張っているだけで、それなりの理由があったわけじゃないからね。 エピクトテスは非人情を貫くことによって、残酷な主人を弟子にしてしまうわけだけど、普通ならその前に死んでるよな。俺、世界史不得意なんだけど、エピクトテスって実在の人物名のかな。 この短編集は酒見賢一のものとしては、不満。あいかわらず語り口はなめらかで、すっと読めちゃうんだけど、「聖母の部隊」みたいに引っかかる部分がなかった。「ハルマゲドン・サマー」なんて題名だけで100点なんだけどなあ。
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初読の作家の短編集。古代ギリシャ哲学者を描いた表題作と、エピクテトスの話を含む。 そもそも、短編集だと思っていなかったので、メタミステリ短編の冒頭の作で面食らう。アンチミステリというか、アンチ小説という話で、そこからピュタゴラス(ピタゴラス)の話につながるのかと思ったら、全く別...
初読の作家の短編集。古代ギリシャ哲学者を描いた表題作と、エピクテトスの話を含む。 そもそも、短編集だと思っていなかったので、メタミステリ短編の冒頭の作で面食らう。アンチミステリというか、アンチ小説という話で、そこからピュタゴラス(ピタゴラス)の話につながるのかと思ったら、全く別の話であった。 ギリシャ哲学者についての話はこの作家の十八番なのであろう。2作ともブレがなく、ドラマチックに仕上がっている。 他の作品は、冒頭の実験小説、ブラックユーモアと言った類で非常に読みやすくおもしろい。 それぞれの作風がバラバラということもあり、この作家のスタイルを計り知るにはかなり難しいものがある。北杜夫や井上ひさしのような、小説を書いている手の内まで晒すようなスタイルに憧れているが、寡作なのでこういう本になったのか、たまたま集めたのがバラバラだったのかはわからない。 ただ、ブラックユーモアにしろギリシャ哲学の話にしろ舞台裏もののメタコメディにしろ、長編で書いてもそこそこおもしろいのではないかと思われるので、期待を込めての評価とする。
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面白いです。実に。単純に。小説はジェットコースター。楽しければいいんです。そういう気にさせて貰えます。表題作ではないんですが、是非読んで頂きたい「エピクテトス」。著者も言ってますが、これはアニメ化したら面白いでしょうね。あとがきも楽しいです。
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