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大江健三郎(著者), 大江ゆかり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社
発売年月日 2003/09/18
JAN 9784022578662

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商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2023/11/02

大江健三郎さんのエッセイ。2003年に発行された書籍だが、20年経った今でも世界は変わっていない、イスラエルパレスチナ問題は最悪の状態に突入している、タリバンは戻ってきてまた女性の権利が脅かされている。それでも理解し合える日がいつか来ることを切望し声を上げ続ける、平和な世界になる...

大江健三郎さんのエッセイ。2003年に発行された書籍だが、20年経った今でも世界は変わっていない、イスラエルパレスチナ問題は最悪の状態に突入している、タリバンは戻ってきてまた女性の権利が脅かされている。それでも理解し合える日がいつか来ることを切望し声を上げ続ける、平和な世界になることをあきらめず声を上げ続けるよう言われている気がした。

Posted by ブクログ

2022/11/13

ベストセラー『「自分の木」の下で』の第2弾。ノーベル賞作家が、子供から大人に向けて、人生の習慣についての持論を平易な言葉で紹介しています。表題の「新しい人」とは、若い人たちになってもらいたい姿のことです。世界に和解を作り上げる「新しい人」を目指して生き続けて行く人を、筆者は思い描...

ベストセラー『「自分の木」の下で』の第2弾。ノーベル賞作家が、子供から大人に向けて、人生の習慣についての持論を平易な言葉で紹介しています。表題の「新しい人」とは、若い人たちになってもらいたい姿のことです。世界に和解を作り上げる「新しい人」を目指して生き続けて行く人を、筆者は思い描いています。特に心に残ったものを紹介します。 子供のうちに何度も過ちを犯していても、年を取るにつれて経験から予測して少なくすることができます。こうした、経験の積み重ねによって今より少し先の情景が目に見えるようになることを、筆者は「未来にはみ出す」と表現しています。その心の動きも想像力のひとつであり、心を動かす大切なものであり、ムダなことでは決してないということです。 文章を書くことは、話すことと多くの点で共通します。話す時に、しっかり読点と句点、つまりテンとマルをつける感じで区切りながら話す人は、話している相手に、正直に、勇気をもって、自分を示すことのできる人なのです。 今の教育現場では、早々と文系理系に別れてしまっていますが、その違いをこえてできた友達と仲良く話し合う関係を、ずっと持ち続けることが大切です。大学に進んでも人間としての共通の基盤を確かめ合うことが大きな力を生み、お互いに理解を深める手助けができることでしょう。 生活の基本に本を読むことを置く態度が、知識人になるための練習となります。筆者は50年以上決して休まず、知識人の仲間になる努力を続けてきました。 私たちの本当の知恵は、自分の目で見ることー本を読むこともそこに入りますー、自分の耳で聞くことをよく受けとめて、自分のものとして活用することができるようになって、生まれるのです。また、何より大切なのは、自分より他の人間がなにを、どのように話すかを、しっかり聞き取る注意深さです。他の人のいうことによく耳をすまし、注意深く受けとめることができるようになれば、自分が本当に言わなければならないことを確実にまとめることもできます。 24歳で恩師のとある文章を読んだ筆者は強い衝撃を受けました。何よりも筆者がドキドキする気持ちで考えたことは、自分が本当になにも「知っていない」ということだったそうです。筆者が何にもまして心に止めている教えは次の2つです。お母さまからの助言で、本を読むたびにノートかカードに何を読んだか書くという習慣を作ったことと、恩師の渡辺一夫先生からの教えで、ある一人の本や研究書を3年間読み続けて4年目には新しいテーマに向かって進むこと、とのことです。 難解と聞いていて、大江健三郎の作品になかなか手が伸びなかったのですが、柔らかいタッチの絵(奥様の手によるものだそうです)にひかれて図書館で借りてみました。平易な言葉で、理解しやすい内容が述べられていて、意外でした。実は若者向けの第2弾とのことなので、今度本家の第一弾を読んでみます。伊丹十三さんが高校時代の親友で、奥様のお兄様、というのも、私は知らなくて驚きました。

Posted by ブクログ

2020/08/04

「新しい人」という言葉で、大江健三郎さんは、生き方について語っている。一人の人間の生き方だけではなく、皆の生き方だけでもない、それは現在から未来へ続くすべての人に向けた生き方であり、そのための「始まり」を作る本であると思う。

Posted by ブクログ

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