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「民」富論 誰もが豊かになれる経済学 朝日新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 2008/02/12 |
JAN | 9784022731951 |
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「民」富論
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
色々と指摘している点が面白かった。 しかし、彼の考えている地産地消という考えも結局は不可能への挑戦の一つのように感じた。 なぜなら、競争力の弱い商品は地産地消して排他的にするのに、競争力のあるものは輸出するって…そんなことはできないと思うから。 経済学はまだ習い始めて浅いけど、勉...
色々と指摘している点が面白かった。 しかし、彼の考えている地産地消という考えも結局は不可能への挑戦の一つのように感じた。 なぜなら、競争力の弱い商品は地産地消して排他的にするのに、競争力のあるものは輸出するって…そんなことはできないと思うから。 経済学はまだ習い始めて浅いけど、勉強すれば勉強するだけ正解が見えなくなってくな…。
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通説とは違った視点で財政赤字や投資と貯蓄の関係について論じた本。 「財政赤字は国民への贈与」という論は以前も触れた。だが、2000年代に入っての戦後最長の景気拡大の下でも国債発行額が増え、バブル崩壊後のデフレ下でも膨大な額の国債が発行されたのに国民の個人資産額の合計が増えている(1178兆→1401兆円)という不思議な点があることを指摘している本を読むのはこれが初めてだった。 「貯蓄→投資」ではなく「投資→貯蓄」という論は初めてだった。日本に「誰でも自由に貯蓄できる」という錯覚があるための誤解。投資で市場に出回る金額を増やしてなるべく多くの人に分配されてこその経済である。 分配性が高ければ、経済格差も縮まります。江戸っ子は「宵越しの銭を持たない」と言われていたが、経済学的に考えれば、これは理に適った経済活動なのだと思った。 アダム・スミスの「見えざる手」は「地産地消」を表わすというのも面白い。確かに経済のためには安い輸入品より高い国産品を買うべきか。 まあ、それなりに勉強になる本だった。
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[ 内容 ] なぜ、現代日本では、景気拡大と不況が同時進行するのか。 いくらがんばって貯蓄し倹約しても、どうして、日本の消費者は「よい暮らし」ができないのか。 従来の経済学の教科書では、この難問は永遠に解けない。 東京大学理学部出身の異色エンジニアがたどりついた、真に「日本の国民」の役に立つ「超・経済学」とは? [ 目次 ] 序章 財政赤字は国民への贈与になる 第1章 景気拡大と同時進行した不況 第2章 社会全体では「節約はできないが贅沢はできる」 第3章 全員は儲からない(金持ちが儲けるのは貧乏人のおかげ) 第4章 国内総生産は多ければ良いというものではない 第5章 企業利益の一部は公のカネである 第6章 高い国産品の代わりに安い輸入品を買うと国民の収入が減る 第7章 グローバル化による生産性向上が格差を広げる 第8章 グローバル化にどう対応するか 終章 経済学というミステリー [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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