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現代語訳 吾妻鏡(2) 平氏滅亡
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2008/02/13 |
JAN | 9784642027090 |
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現代語訳 吾妻鏡(2)
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1184年~1185年の『吾妻鏡』の記述。 ・本巻の政治情勢 ・吾妻鏡 第三 元歴元年(1184)正月~12月 ・吾妻鏡 第四 文治元年(1185)正月~8月 ・吾妻鏡 第五 文治元年(1185)9月~12月 本書のほぼ三分の一をを占める分量の注、有り。 付録は、干支表、時刻表/...
1184年~1185年の『吾妻鏡』の記述。 ・本巻の政治情勢 ・吾妻鏡 第三 元歴元年(1184)正月~12月 ・吾妻鏡 第四 文治元年(1185)正月~8月 ・吾妻鏡 第五 文治元年(1185)9月~12月 本書のほぼ三分の一をを占める分量の注、有り。 付録は、干支表、時刻表/方位、大倉御所概念図、 鎌倉時代の鎌倉。 寿永二年(1183)が抜け落ちていて、 第三巻は元歴元年(1184)からの始まり。 木曾義仲、他の源氏や北陸等の反平氏の動向と、 上総介広常の誅殺の記録が無い状態からの、1184~5年。 鎌倉からの視点での平氏の動向と鎌倉武士の様子。 西国の遠さ、兵糧や船の不足。戦闘の記録ではなく、 源平合戦に参加した鎌倉武士の記録に徹している。 また、頼朝のまめまめしい書状大作戦。 朝廷と交わされる文書の他、寺院仏閣、武士への文書発給が 大幅に増えている。それを支える文官たちの姿。 平氏の滅亡とその後始末、残党への対応もあれば、 武士への、乱暴・不当・朝廷への任官の叱責も。 特に、武士の棟梁の自分を通さずの任官への言葉の怖さは、 凄まじく、身内である義経への厳罰で最高潮に。 義経は各地を迷走することに至る。 加えて、北条時政が各地に足を運び、京では朝廷と交渉したり、 中原(大江)広元が守護・地頭の補任進言等で頭角を現わしたり、 義経より地味にそうな範頼が、気働きで良い仕事を しているのもわかります。 そして、日本一の大天狗発言も、記録されています。
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平家の滅んだ合戦から、あれよあれよと言う間に、義経が手ひどく追われる様子が、淡々と書かれています。 頼朝、結構ひどい…いや、武士社会はそんな物なのか。
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源義経の愚行を知ることができます。一言で言って、戦績を上げて有頂天になって、そもそも頼朝が構想した社会構造(朝廷から各武士が直接繋がることをやめて、源頼朝を通す)に明らかに反する振る舞いであったため、追討されて当然のバカであることがわかります。
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