1,800円以上の注文で送料無料

ひねくれアイテム 講談社ノベルス
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

ひねくれアイテム 講談社ノベルス

江坂遊【著】

追加する に追加する

ひねくれアイテム 講談社ノベルス

定価 ¥1,045

220 定価より825円(78%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/02/09
JAN 9784061825871

ひねくれアイテム

¥220

商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/06/24

星新一の弟子である江坂遊のショートショート作品集。 星新一とは作風が違うがどれも上手くまとまっておりさすがという感じ。 たまにはショートショートもいいですね。

Posted by ブクログ

2013/04/08

忘了(^^;。ブクログ開始前に既読でした。48篇のショートショートだが、何故かⅠ・Ⅱ部構成。きっと何か意味があるのだろう。 Shinichi Hoshi's scion?

Posted by ブクログ

2012/05/07

「ショートショートの神様」星新一の唯一の弟子であり、 知る人ぞ知る作家である江坂遊の最新作品集。 ショートショートを48編収録。 江坂遊のことはまったく知らなかったし ショートショートという形式の作品には 今までほとんどふれてこなかったのだが、 この本は表紙を見てな...

「ショートショートの神様」星新一の唯一の弟子であり、 知る人ぞ知る作家である江坂遊の最新作品集。 ショートショートを48編収録。 江坂遊のことはまったく知らなかったし ショートショートという形式の作品には 今までほとんどふれてこなかったのだが、 この本は表紙を見てなんとなく購入した。 ショートショートの水準がどのくらいなのか、 どのような内容のものが一般的なのか などと言ったことは知らないのだが、 本書を読了してみて思ったのは、 「あまりにパターンが一辺倒すぎやしないか」 ということ。 どれもディテールは少しずつ違うのだが、 展開の仕方、骨格、発想、表現のスタイルなど 構造の部分で似通っている作品ばかりなのである。 もっと他の可能性はないのか、 と思えてしまうのは素人考えなのだろうか。 モノローグ、あるいはダイアローグのみ、 つまり、いわゆる“地の文”がない、 という作品が多いのだが、 会話の進みがやや不自然に感じられるのもどうかと思った。 あれだけの短さの中で話を進めなければならないので やむをえない部分もあるのだとは思うが。 しかし、ダジャレのようなオチのものが多いとはいえ たくさんの不思議なアイディアにふれることはできるし、 またそのアイディアがどのように発想されたのか 想像しやすいものが多いため、その手法を覚えれば ある程度自分自身で活用することも可能となるだろう。 個人的に好きな作品を挙げるとすれば、 本格ミステリ的な狂った動機が素敵な「ウィビコフの指揮棒」、 急展開の意外なラストに驚かされた「何でも半額の街」、 シンプルで寓話的な味わいが良い「とっかえべえ」、 もっとアイロニカルな展開につなげることもできそうなのに 意外なメッセージを投げかけて終わる「抽斗の中身」、 そのまま「世にも奇妙な物語」のシナリオとして使えそうな、 平凡ではあるもののまとまりの良い「死闘販売機」、 “奇妙な世界”の奇妙さを無効化するような 外からの視点での書き方とオチが良い「ハンノキの話」、 本書の中では一番怖かった「親切な隣人」、 何よりベースとなるアイディアが秀逸で、 そのアイディアを一歩進めたオチも凄い「実験ベビー」、 これもアイディア・オチの切れ味ともに秀逸「夢塵島」など。 もっと違うタイプの作品も読んでみたいが、 しかし、これはこれで安定した面白さがあるとも言える。 何より、短くて読みやすいのが良い。 講談社ノベルスから出ているもうひとつの作品集、 「仕掛け花火」も、いずれ読んでみたいと思う。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す