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だまされたらあかん 保険の裏カラクリ 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2002/07/03 |
JAN | 9784198917296 |
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だまされたらあかん 保険の裏カラクリ
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
保険のオバチャンといえば胡散臭さ100%であり、保険のお姉さんは100%バツ1で子持ちという設定が思い浮かぶのだ。加入した保険の担当者はくるくる替わり、保険の内容も不確かで、新しい保険の加入ばかりを煽られたおぼえがある。わたしは数年前に1ヵ月の入院で100万円を手にした経験があ...
保険のオバチャンといえば胡散臭さ100%であり、保険のお姉さんは100%バツ1で子持ちという設定が思い浮かぶのだ。加入した保険の担当者はくるくる替わり、保険の内容も不確かで、新しい保険の加入ばかりを煽られたおぼえがある。わたしは数年前に1ヵ月の入院で100万円を手にした経験がある。それも入院数日前に加入した保険だったので掛け金などは数千円、とてもラッキーであった。
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青木雄二が肺癌で死ぬ1年前の著作。自分が癌になったこともあっての著作のようです。保険業界の仕組みとか、そもそも保険には何があるか、保険に入るってどういうことか、ということが説明されています。何も考えずに保険に入っている大多数の日本人には保険を考えなおすキッカケに良いかと思う。でも...
青木雄二が肺癌で死ぬ1年前の著作。自分が癌になったこともあっての著作のようです。保険業界の仕組みとか、そもそも保険には何があるか、保険に入るってどういうことか、ということが説明されています。何も考えずに保険に入っている大多数の日本人には保険を考えなおすキッカケに良いかと思う。でも、タイトルで期待するような具体的な保険の話はほとんど無い。資本主義社会なんだから、自分でしっかりよく考えて必要な保険に入らなあかん、信用できる営業の人間を探せ、というまぁ当たり前のアドバイスがあるだけ。
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社会人になりたての頃に会社に出入していた保険の外交員さんに勧誘されて、この本で取り上げられている定期付終身保険に加入したことがあります。 この本で解説されている通り、3000万円という保証は60歳までで、死亡する確率があがるそれ以降には200万円に下がる(終身部分)ことを知っ...
社会人になりたての頃に会社に出入していた保険の外交員さんに勧誘されて、この本で取り上げられている定期付終身保険に加入したことがあります。 この本で解説されている通り、3000万円という保証は60歳までで、死亡する確率があがるそれ以降には200万円に下がる(終身部分)ことを知って愕然として、それ以来は掛け捨ての「県民共済」に加入しています。 あの保険は毎年掛金の3割以上も返還される加入者のための保険のように思いますが、宣伝をしないので未だにマイナーです。「なにわの金融道」の作者であり、漫画も含めてお世話になった青木氏でしたが夭折されて残念でした、彼は天国でサブプライム問題をどのように見ていたのでしょうか。 以下は気になったポイントです。 ・相互会社の最大の特徴は、保険契約者を「客」ではなく、「社員」とみなしている点ある、保険は多数の者が金額を出捐し、そこから事故に遭遇した者に金銭を支払う制度と規定されている(p34) ・保険会社の社員=契約者は20万人程度いるので、総会の代わりに「社員総代会」を開催して、相互会社最高意思決定機関としている(p35) ・生命保険の営業職員の多くは、生命保険会社と個人事業主として雇用契約を結ぶ、歩合給を貰う契約である(p43) ・2000年に生保保険営業職員として登録した人は約12.9万人、同年業務停止した人は14.5万人(p54) ・保険会社に「未経験者歓迎」と書いてあるのは、手付かずの人脈を持っているから(p61) ・癌の闘病中に、癌以外の病気を併発してそれが原因で死亡した場合、がん保険に入っていても保険がでるとは限らない(p90) ・自分に合った保険と出会うには自分が勉強して、「自分の考え方、求めているもの」を知った上で適した保険を提案してくれる営業マンを選ぶべき(p163) ・保険会社が破綻した場合に当初契約した保険金よりも少ない金額しか貰えないのは、責任準備金が削減されるから、過去の例では、東邦、千代田生命が10%、協栄生命が8%削減であった(p174) ・60歳や65歳までに死ねば5000万円、それを過ぎたら200万円だけを生涯保障するのが、定期付終身保険である(p176) ・保険には一定額の保険料を収める納める全期型と、10年といった一定期間毎に更新していく更新型があるが、更新型はまず間違いなく損をする、満期までの総支払額を比較すること(p179) ・1992年には2000兆円を超えて1996年まで増え続けていた保険は、2000年には1800兆円にまで保有契約高は下が った(199) ・責任準備金の削減が0%だった日産生命は2.75%、東邦生命は2.6%に下げられた、責任準備金の削減と、予定利率の引き下げにより契約は損を被る(p202) ・2001年から始まった新手数料体系は、損保業界にリストラ嵐を巻き起こした(p207)
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