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ナチ・エリート 第三帝国の権力構造 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
発売年月日 | 1976/10/25 |
JAN | 9784121004468 |
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ナチ・エリート
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
ナチスのエリートに様々な分類を行い、今では古い箇所もあるのだろうが様々な類型、バックの組織、個人の信条などが複雑に絡み合う「ヒトラーのもとで一枚岩の完全に統御された全体主義的独裁」という70年代にかけてのナチズム研究の飛躍的進展によって徐々に通紙として描けるようになってきたと著...
ナチスのエリートに様々な分類を行い、今では古い箇所もあるのだろうが様々な類型、バックの組織、個人の信条などが複雑に絡み合う「ヒトラーのもとで一枚岩の完全に統御された全体主義的独裁」という70年代にかけてのナチズム研究の飛躍的進展によって徐々に通紙として描けるようになってきたと著者の山口定氏もあとがきで触れているように、コンニチではカトキ的研究入門書にも思えるが、初心者向けとはとても言えずある程度この時代やナチ・ドイツ、第三帝国、第二次世界大戦、ホロコースト、恐るべき暴力と流血と破壊の人類史上に比類ない罪過として聳え立つこの時代のヨーロッパ方面の出来事に習熟してカラ読むのをおすすめ致します。両所の部類かと。
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古い本だが、ナチス指導下でのドイツの行政に興味があったので購入。 ナチス政権樹立までのナチス党組織の社会への浸透の仕方と、官僚体制が分かる。また、従来の勢力(ユンカーや官僚)との関連性やナチス政権下での内部での権力闘争も記載されている。 ナチス党組織が末端は隣組レベルで存在してい...
古い本だが、ナチス指導下でのドイツの行政に興味があったので購入。 ナチス政権樹立までのナチス党組織の社会への浸透の仕方と、官僚体制が分かる。また、従来の勢力(ユンカーや官僚)との関連性やナチス政権下での内部での権力闘争も記載されている。 ナチス党組織が末端は隣組レベルで存在していたことを知った。 日本とドイツの第二次世界大戦への反省の違いがよく取りざたされるが、「日本人は第二次世界大戦(太平洋戦争)に対して、被害者意識を持っている。一部の軍部によって戦争に巻き込まれ、大空襲と原爆を受けた被害者だ」という論があるが、この時日本国民と指導者(軍部)が切り離されている。一方、ドイツの場合身近な事例としてナチス=指導部と繋がっており、ユダヤ人迫害も「記憶」として残っている事になる(ひどい例だが、「うちの爺ちゃん三丁目ナチス町内会長でユダヤ人をいじめてた」という感じ)。 そりゃ日本とドイツで責任の感じ方も異なるというもの。
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ナチスドイツ体制のエリートたちの概観を幅広くまとめた本。 一般にナチというと想起されるナチス等の古参闘士(アルテ・ケンプファー)から大管区指導者だけでなく、下級幹部や官僚、戦争体制を支えた産業界まで扱う範囲がひろいのでそれぞれの記述はあっさりめ。 内容が細切れな分風呂に入りながら...
ナチスドイツ体制のエリートたちの概観を幅広くまとめた本。 一般にナチというと想起されるナチス等の古参闘士(アルテ・ケンプファー)から大管区指導者だけでなく、下級幹部や官僚、戦争体制を支えた産業界まで扱う範囲がひろいのでそれぞれの記述はあっさりめ。 内容が細切れな分風呂に入りながらパラパラと読むのに意外と適していた。 ナチスを構成する各層の意識の違いも面白いのだけれど、戦争に耐えられる自給自足可能な経済を築く上でのゴタゴタが面白かった。 ロベルト・ライの社会主義的なドイツ労働戦線が、競争する他の組織との権力闘争に敗れて、最終的に労働者のガス抜きという限定された役目を担うあたりとか、いかにもナチらしい国民が不満を持ちづらい仕組みを目指した結果生産性がガタ落ちした農業政策とか。
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