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五番町夕霧楼 新潮文庫
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五番町夕霧楼 新潮文庫

水上勉(著者)

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五番町夕霧楼 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1966/04/10
JAN 9784101141015

五番町夕霧楼

¥385

商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2010/05/28

貧しさのために、遊郭…

貧しさのために、遊郭に身売りされた薄幸の少女夕子の運命を描いている。

文庫OFF

2017/07/02

偶然ながら今日は金閣が放火によって焼け落ちた日なのだそうだ。この小説は薄幸の遊女、夕子と金閣寺放火僧との悲恋の物語。 簡単に言ってしまえばそうなんだけど、これから想像されるどろどろした暗さがなくて、素直にいい物語を読んだという印象が残る。京都弁も自然でたいへん結構。 廓で働く女性...

偶然ながら今日は金閣が放火によって焼け落ちた日なのだそうだ。この小説は薄幸の遊女、夕子と金閣寺放火僧との悲恋の物語。 簡単に言ってしまえばそうなんだけど、これから想像されるどろどろした暗さがなくて、素直にいい物語を読んだという印象が残る。京都弁も自然でたいへん結構。 廓で働く女性というのは今の時代難しいのかもしれないが、こういう佳編が現役の文庫に入っていないというのはさみしいね。

Posted by ブクログ

2016/03/30

京土産の定番である「夕子」の元ネタということで読んでみた。明らかに三島の「金閣寺」を意識して書かれた本。金閣寺を「鳳閣寺」に名前を変えている。放火犯が「夕子」という遊女と幼馴染だったとの設定を挿入することで、三島の作品とはかなり毛色の違う大人のメルヘンに仕上がっている。

Posted by ブクログ