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文学的商品学 文春文庫
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文学的商品学 文春文庫

斎藤美奈子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/02/10
JAN 9784167717650

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商品レビュー

3.4

14件のお客様レビュー

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2018/10/03

こうした文学作品をあるテーマに沿ってカタログ化する試みは、予想以上の結果が現れた時にこそ価値が出る。 この本は、残念ながら切り口も凡庸だし、結果も期待外れ・・ 「文壇アイドル論」「趣味は読書」のような読後の満足感が無い。 とはいえ、労多くして実り少ない(と思われる)アプロー...

こうした文学作品をあるテーマに沿ってカタログ化する試みは、予想以上の結果が現れた時にこそ価値が出る。 この本は、残念ながら切り口も凡庸だし、結果も期待外れ・・ 「文壇アイドル論」「趣味は読書」のような読後の満足感が無い。 とはいえ、労多くして実り少ない(と思われる)アプローチは、彼女にしかできない仕事だとも思う。 的確なテーマ選びができなかったのは編集者の責任でもあると思うので、出版社ともども反省してほしい、なんちゃって。

Posted by ブクログ

2018/08/22

エッセイ的書評集。でも単純にオススメ作品を列挙している訳でなく、商品としてラベル分けし、その中から代表作を選び出し、特に決め手となる一文ないし数文につき、コメントをしていくという趣旨。ひとつの読み物として成り立っていて、エッセイとして読んで、出来は上々。そもそもガイドとしては書か...

エッセイ的書評集。でも単純にオススメ作品を列挙している訳でなく、商品としてラベル分けし、その中から代表作を選び出し、特に決め手となる一文ないし数文につき、コメントをしていくという趣旨。ひとつの読み物として成り立っていて、エッセイとして読んで、出来は上々。そもそもガイドとしては書かれていないから、その点につきとやかく言うのは筋違いだけど、この中から特に読みたい本、ってのはあまり見つけられませんでした。

Posted by ブクログ

2017/10/25

 やっぱりサトミナは面白いね( ´ ▽ ` )ノ  この人の評論を読むと、本の読み方がぜんぜん違ってくる( ´ ▽ ` )ノ  大御所も若手も一発屋も差別なし( ´ ▽ ` )ノ  ノーベル賞作品も古典もラノベも同列( ´ ▽ ` )ノ  言ってることは、ときに牽強付会で言いがか...

 やっぱりサトミナは面白いね( ´ ▽ ` )ノ  この人の評論を読むと、本の読み方がぜんぜん違ってくる( ´ ▽ ` )ノ  大御所も若手も一発屋も差別なし( ´ ▽ ` )ノ  ノーベル賞作品も古典もラノベも同列( ´ ▽ ` )ノ  言ってることは、ときに牽強付会で言いがかりっぽいところもあるけど、緻密な考証・論考の積み重ねが強固な芯になってるから、読んでて不快感がない( ´ ▽ ` )ノ  サトミナの前にタブーなし( ´ ▽ ` )ノ 「文学は暗喩から腐っていく」なんて、本来なら「それを言っちゃあおしまいだよ」ね( ´ ▽ ` )ノ  本書は、「描かれているモノ・コトから作品を鑑賞する」という、まあありがちな切り口だったけど、作品によってただ名前が並べられるだけだったり、擬人化されるほど入れ込んでいたり、言われるまで気づかなかったことが多々あり、なるほど( ´ ▽ ` )ノ  食から衣服からホテルから、バブリー要素が強い題材を並べていって、最後に「貧乏」を据えた構成がにくい( ´ ▽ ` )ノ  どんなに貧しくても文章を捨てられない、そういうサガに囚われた人間こそ「作家」なんだよね(プロ・アマ問わず)( ´ ▽ ` )ノ  ……ところで、なんか最近、サトミナ先生の政治的コメントをあちこちで見かけるようになったのが心配(´ェ`)ン-…  マスコミも先生にそういう役割をふらないで欲しいんだけどなあ……分野は違うけど、天野祐吉御大も政治コメするようになった後、書くものがどんどんつまらなくなっていったからなあ……(´ェ`)ン-… 2017/10/25  

Posted by ブクログ