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月のころはさらなり
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月のころはさらなり

井口ひろみ【著】

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月のころはさらなり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/01/31
JAN 9784103063612

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商品レビュー

3.2

26件のお客様レビュー

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2024/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

月のころはさらなり 母に連れられて来た人里離れたお堂。昔母はここでしばらくの間暮らしていたようだが、今までにそんなことは聞いたこともなかった主人公の高校生の悟。 登場人物はお堂を守るおんば様、お堂で暮らす茅、神主の息子の真とその父の6人だけ。 鈴鳴らしや魂がけなどの子供にしかできない特別な能力を通じて徐々に真や茅と親しくなっていく中で、このお堂の役割や小さな村での人間関係などが徐々に語られていきます。そして何故母がここにやってきたかも。 まず何よりも自然描写が素敵です。ゆったりと流れる時間と平らかな心持ち。それから、茅の賢さもとても好ましく思います。 一時ここに集まった人たちが癒されて次の歩みを始める、そんな再生のお話です。 いろいろなことに疲れている方は是非ご一読を。 竹蔵

Posted by ブクログ

2021/01/02

母に連れられ田舎の古びた庵にやってきた悟が出会ったのは、不思議な力を持つ美少女と生意気な少年。 女と子供しか入ることのできないこの庵の役割とは? そして、殴りつけたまま家に残してきた悟の父の消息は? (アマゾンより引用) よく分からん

Posted by ブクログ

2015/09/18

「宮部みゆき絶賛」の帯に騙されてしまった感じかな。でもよくよく考えてみると宮部みゆき自体苦手だったんだ(^_^;) ファンタジックな雰囲気で描かれる大人との境目にいる少年の一夏の物語といったところか。 好きな人はたまらない感じなんだろう。 庵、祠、鈴鳴らし、魂振り。大人になると...

「宮部みゆき絶賛」の帯に騙されてしまった感じかな。でもよくよく考えてみると宮部みゆき自体苦手だったんだ(^_^;) ファンタジックな雰囲気で描かれる大人との境目にいる少年の一夏の物語といったところか。 好きな人はたまらない感じなんだろう。 庵、祠、鈴鳴らし、魂振り。大人になると失われていく不思議な力。 いや、決して嫌いな設定じゃないけれどちょっと浅いか。人物描写もその背景も。 どうしても主人公の母親に共感できず、嫌悪感すら覚えてしまい物語に入っていけなかった。 もっとさらっと読めばいいのかもしれないけど、私には微妙でした。

Posted by ブクログ

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