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されど成長
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2008/01/25 |
JAN | 9784532352950 |
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されど成長
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格差の原因は成長至上主義なのか?という所から問題提起を始めている。 近頃耳にするようになった派遣切り、フリータやニートの増加といった格差問題の原因は、経済のグローバル化による日本の相対的な地位の低下→それによる企業の右肩上がり成長の限界→資源の再分配の限界、が本当の原因ではないの...
格差の原因は成長至上主義なのか?という所から問題提起を始めている。 近頃耳にするようになった派遣切り、フリータやニートの増加といった格差問題の原因は、経済のグローバル化による日本の相対的な地位の低下→それによる企業の右肩上がり成長の限界→資源の再分配の限界、が本当の原因ではないのか?という問題提起。 要は企業と企業の競争を国と国どうしの競争に置き換えてみると、日本という国(企業)が、中国やインドといった国との競争に敗れつつある、といったところであろう。
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日経新聞の一面に「成長を考える」という題名の連載が2006年から2007年にかけて連載されていて、私はけっこう面白く読んでいた。で、それが単行本になったので、買ってみたのだけれども、ところがなぜか、連載当時ほどは面白さを感じない、というよりも、はっきりと面白くない本だと思う。 連...
日経新聞の一面に「成長を考える」という題名の連載が2006年から2007年にかけて連載されていて、私はけっこう面白く読んでいた。で、それが単行本になったので、買ってみたのだけれども、ところがなぜか、連載当時ほどは面白さを感じない、というよりも、はっきりと面白くない本だと思う。 連載当時は、「成長」にまつわるエピソードを、読み物として面白く読んでいたのだな、と今になって分かる。ところが、エピソードそのものは面白くても、全体としては何をテーマに論じようとしている本なのか、が全く分からない。細切れのエピソード、1つ1つは面白いのだけれども、それが単行本一冊分となると飽きる。 エピソードが面白いのは日経新聞の取材力が優れていることを示しているのだろうけれども、全体の単行本になったときに、いったい何を言いたいのか分からない、というのは、編集の力のなさを示すのだろう。
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