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サヴォイ・ホテルの一夜 ニューヨーカー・ノンフィクション 旺文社文庫

アンソロジー(著者), ラッセル・クラウス(著者), ジョゼフ・ミッチェル(著者), フィリップ・ハンバーガー(著者), レベッカ・ウェスト(著者), 常盤新平(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 旺文社
発売年月日 1985/11/25
JAN 9784010622827

サヴォイ・ホテルの一夜

¥275

商品レビュー

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2018/12/17

旺文社文庫も廃刊になって久しい。リサイクル書店で見掛けると、 取りあえず購入してしまうのが、旺文社文庫と現代教養文庫なの である。 本書もリサイクル書店で迷わずに購入した。だって、雑誌「ニュー ヨーカー」掲載の短編ノンフィクション集だし、編者が常盤新平 なのだもの。 ...

旺文社文庫も廃刊になって久しい。リサイクル書店で見掛けると、 取りあえず購入してしまうのが、旺文社文庫と現代教養文庫なの である。 本書もリサイクル書店で迷わずに購入した。だって、雑誌「ニュー ヨーカー」掲載の短編ノンフィクション集だし、編者が常盤新平 なのだもの。 モハメド・アリを名乗る前のカシアス・クレイのプロ・デビュー戦、 1964年の東京オリンピック体験記、古き良きニューヨークの面影を 感じさせる居酒屋、そして表題作の「サヴォイ・ホテルの一夜」は 第二次世界大戦中にドイツ軍の空襲下を高級ホテルで過ごした記録。 姉御肌で時に言葉は乱暴だけれど浮浪者たちに心よせるばかりか 彼らの面倒を見る、映画館の切符売り場の女性メイジーの章は彼女の バイタリティと優しさにやられた。 そして、特に興味を惹かれたのは自分の生活の為だけに偽造の1ドル札を 偽造し、10年間捕まらなかった男性の話は映像化したら面白そうだなと 思いながら読んでいたら、アメリカで映画化されているようだ。日本未 公開なのが残念。 全9編の短編ノンフィクションはどれも秀逸で、それぞれが読後に心地 よい余韻を残してくれる。 ああ…英語が読めれば「ニューヨーカー」を定期購読するのだけれどな。

Posted by ブクログ

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