明日に一歩踏み出すために PHP文庫

唯川恵(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 1999/07/03
• JAN: 9784569572895

商品レビュー

2017/03/14

焦りや行き場のない不安に陥っている時に読むと、ヒントが書かれていて前向きになれる気がします。
自分を大切にしてなんでもやってみる、じたばたしてみることが突破口になるのだと分かり、非常に勇気づけられました。
20年以上前に執筆された作品のようですが、古臭さはまったく感じませんでした。
いつの時代も、悩んでいることは同じなんですよね。

2013/12/01

　久々に読書。
　やっぱり、本は好きです。

　まぁ、職場が遠いので、きっと本を読む時間には困らないと思うので、これからはちょっとずつ、移動中に読書をしていこう。
　携帯ばっかりいじってる場合じゃないよね！

　まぁ、エッセイでしたけど（爆）

　この人の書く小説は好きなのです。
　でも、書いてることをトータルで読んでの感想は。
　とてもよく、理解できる（笑）。

　ただ、これを全部理解しちゃったら、恋愛なんてできなくなっちゃうんだろうか……？（爆）

　結局、僕は僕のままでいいんだよなぁ……納得。おしまい。みたいな……

　だって、恋愛なんて人生の1ページに過ぎなくて。
　泳がなくてもいいように。
　夜遊びしなくてもいいように。
　仕事だけに一生懸命にならなくてもいいように。

　恋愛なんてやらなくてもいいんじゃね？

　って気分になる（爆）

　こうやって僕は、頭でっかちになっていくんだ……（ぁ）

　恋はしたいよー。してないけど（苦笑）

2007/07/18

ＯＬを１０年勤めた後、小説家となられた唯川恵さんのエッセイ集。
この本の一節。
　たとえ書いていても、どこの新人賞にもひっかからず、無駄なことに
　なってしまうかもしれない。けれど、それで構わないと思っていました。
　どうせ書かなくたって、毎日、無駄な時間を過ごしていたのです。
　私は書くことに熱中しました。〈中略〉
　この「書く」ことと「書かない」こととの差は、ほんのちょっとのようだ
　けれどものすごく違うということが今、よくわかります。
　白と黒、無と有、の差があります。あの時、もし書いていなかったら、
　と思うと　私はうそ寒くなったりします。

人生は選択の連続だ。小さなことから大きなことまで、「どちらか」を選んでここまで生きてきた。その選択は、「よかったな」と思うこともあれば、「失敗だったかも」ということもある。そうやって、喜んだり、落ち込んだり、立ち止まったり、泥濘に足を取られたりしながら歩いてきました。
そんなジタバタすることを、唯川さんは必要なことと話しています。
どうやったら幸せになれるのかなんて、誰も教えてくれないし、教えることもできません。
かといって、じっと待っていたって、むこうから「しあわせ」がやってきてくれることなんて、まずありえません。
自分で見つけるしかないのです、と。
与えられる幸福を待っていては、いい生き方はできない。一歩を踏み出す生き方を、唯川さんが時に厳しく、考える切欠を与えてくれる。
人生について、結婚、恋愛、仕事など様々な面から考えていくエッセイ。