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何必館拾遺
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何必館拾遺

梶川芳友【著】

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何必館拾遺

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 淡交社
発売年月日 2008/01/31
JAN 9784473034458

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2014/05/22

本のつくりが秀逸。 気品ある文章で作品を語りたいとも同時に思った。 艶やかな器面を白光が流れ落ちる。磨きぬかれた肌に冷やかさは微塵もなく、生命のぬくもりと高い品格を漂わせている。 惚れ込むということは、空間の充実であるし、拡大である。そして論理や知解ではとどかぬ細部に触れるこ...

本のつくりが秀逸。 気品ある文章で作品を語りたいとも同時に思った。 艶やかな器面を白光が流れ落ちる。磨きぬかれた肌に冷やかさは微塵もなく、生命のぬくもりと高い品格を漂わせている。 惚れ込むということは、空間の充実であるし、拡大である。そして論理や知解ではとどかぬ細部に触れることだ。美を知るにも、美を創るにも、先ず美に惚れ込め。 春の宵、朧月の薄明かりに照り映える山桜。その花弁の匂うような形容が、みごとに描かれている。 「君看よ、双眼の色」には、良寛からの呼びかけと同時に、内面へ向けられた透明な視線がある。そして、「語らざるは憂い無きに似たり」と流れるような、気品溢れる良寛の墨跡を、私は敬愛して止まない。 どこまでも深く自問自答を繰り返し、内省的な日々を過ごす良寛。 作品は人間の戸籍であり、心の遺言である。そこに人間の血に宿る歴史の深層を見るとき、ひとは人生の確かな道筋を発見するのかもしれない。

Posted by ブクログ

2012/09/27

激渋。何必館に実際に行ってそこで買ってしまったわけだけれど、実際に行くとここを作った人の意思がびしびし伝わってくるのを感じる。研ぎ澄まされた感性と作品を愛する愛の深さ、それを伝えるためには一切妥協しない姿勢。いくつかの作品とともに館長の情熱や、これはと思うエピソードが紹介されてい...

激渋。何必館に実際に行ってそこで買ってしまったわけだけれど、実際に行くとここを作った人の意思がびしびし伝わってくるのを感じる。研ぎ澄まされた感性と作品を愛する愛の深さ、それを伝えるためには一切妥協しない姿勢。いくつかの作品とともに館長の情熱や、これはと思うエピソードが紹介されている。館内はもちろん、この本の写真においても見せ方が本当に考えられている。

Posted by ブクログ

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