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兵器の歴史 ストラテジー選書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 芙蓉書房出版 |
発売年月日 | 2008/01/25 |
JAN | 9784829504130 |
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兵器の歴史
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
兵器の歴史について書かれた本。解説がわかりやすく読みやすかった。ミリタリー関連の本を初めて読む人にもおすすめできると思う。
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2015年5月14日読了。図書館のリサイクル本でずっと読んでいなかった本だが、とても刺激的な内容で面白かった。原始的な棍棒から核兵器まで、兵器/武器の根本的な思想は「人間の筋力系の強化/外部化」であるとの観点で、兵器を「破壊体」「発射体」「運搬体」「運用体」の四つの側面から分析し...
2015年5月14日読了。図書館のリサイクル本でずっと読んでいなかった本だが、とても刺激的な内容で面白かった。原始的な棍棒から核兵器まで、兵器/武器の根本的な思想は「人間の筋力系の強化/外部化」であるとの観点で、兵器を「破壊体」「発射体」「運搬体」「運用体」の四つの側面から分析し、それぞれの効用・進化が説明されていくのだが、破壊体は火薬、発射体はミサイルやロケットなど航空技術、運搬体は内燃機関や原子核エンジン、運用体はコンピュータなどとセットで進化してきたものであるということがよく分かる。兵器は常に人類とともにあり、文明の進化=兵器の進化とも言えるのだなあ…もっともこの公式は「文明=エロの進化」など何に対しても当てはまることなのかもしれないが。より強力に・強大に進化してきた兵器・兵力が、「自律運用可能な兵器」=自爆テロにより脅かされる図式は悲劇なのか、大量破壊兵器に支配されない、新たな時代の幕開けととっていいものなのか。
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情報時代における兵器はコンピュータを中核技術とする情報システムに組み込まれ、機械から装置へと変容したことを挙げ、装置としての兵器を代表するのが精密誘導兵器であると指摘している。 また、装置としての兵器は基盤となる情報システムが拡大し情報の網の目を広げるにつれ、一国の軍隊の枠組みを...
情報時代における兵器はコンピュータを中核技術とする情報システムに組み込まれ、機械から装置へと変容したことを挙げ、装置としての兵器を代表するのが精密誘導兵器であると指摘している。 また、装置としての兵器は基盤となる情報システムが拡大し情報の網の目を広げるにつれ、一国の軍隊の枠組みを超えて機能的にも領域的にも網目状に拡大していき、それはあたかも版図を拡大するかつてのローマ帝国に似て、情報システムの拡大とともに国民国家は拡大し、定刻の様相を示し始めると指摘、アメリカが帝国的様相を見せつつあるのは、まさに兵器が装置化したことの証左であると指摘している。 インターネットは個人に国家と対等の能力を与えた。情報発信による意見を支配する力である。世論を操作する力を持てば、国家に対抗する局面が開ける。
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