医薬品業界 外資VS国内メーカーの攻防 攻める外資の戦略と迎え撃つ国内メーカーの対応策

内田伸一【著】

• 販売会社／発売会社: ぱる出版
• 発売年月日: 2008/01/15
• JAN: 9784827203882

商品レビュー

2016/08/27

2000年代の国内大型再編の背景や、外資製薬企業が日本への進出方法がわかる。また、当時の「医薬品産業ビジョン」なども踏まえて考察があり、わかりやすい。

個人的には、2010年以降の業界ニュースは把握していたが、それ以前の業界ニュースは知らないことが多かったため、知識の補充になった。

2011/05/22

ファイザーの研究開発費 8740億　日本医薬メーカの総額が9000億
国内薬効別市場　高血圧 9400億　抗癌剤、抗生物質 5000 抗かいよう薬 4000 中枢神経用薬、コレステロール、アレルギー 3000　以下　糖尿病、抗血小板薬、消炎鎮痛剤、骨粗しょう症薬が続く
MR top 10のうち６が外資
ヤンセンファーマ　ジョンソン系列
ジェネリック　沢井、東和薬品、日医工、大洋薬品工業
ワクチン　デンカ生研、北里研究所、化学及血清療法研究所、大阪大微生物研究会
巨大合併の目的のひとつはパイプラインの確保
創薬ベンチャー　アンジェスMG オンコセラピーサイエンス、そーせいグループ、LTTバイオファーマ、エフェクター細胞研究所　
問屋　アルフレッサ、スズケン
日本の大型メーカーで特許がきれるもの
2008 プログラフ　アステラス
2009 タケプロン　ハルナール（アステラス）
2010 アリセプト（エーザイ）、クラビット（第一三共）
2011 アクトス（武田）
2012 ブロプレス（武田）
2013 パリエット（エーザイ）

2009/12/29

医薬品業界は漠然として手関わりない人にとっては謎な業界なのでは？この本ではなぜ薬が高価なのか、から外資系の開発力にのまれつつある日本の医薬品業界の対抗策や現状が載っています。

住商医薬品ビジネスへ参入＜http://hase62.blog111.fc2.com/blog-entry-54.html＞