これならわかるJava入門の入門

坂下夕里【著】

• 販売会社／発売会社: 翔泳社
• 発売年月日: 2008/01/12
• JAN: 9784798114569

商品レビュー

2018/10/08

Javaで何ができる？
・アプリケーション
・Javaアプレット→ブラウザ上で実行、サーバ側の負担を減らす。
・Javaサーブレット→サーバ側実行。CGIより高速な動作が可能。
・JSP→HTMLの中に直接書くJava

「基本的にプログラムを実行するには、実行ファイルが保存してあるディレクトリまで移動して、その実行ファイル名を入力するか、移動せずに絶対/相対パスで実行ファイルのパスを指定する必要があります。」
「クラスとは『データと処理をまとめたもの』です。使いまわしできそうな考え方や方法を、データと処理というかたちにまとめて、プログラムの中で何度も使えるようにしよう、というものです。」
「クラスの定義は２つに分けられます。『データと処理』です。…Javaでは、この『データ部分』のそれぞれを『フィールド』と呼び、『処理部分』を『メソッド』と呼びます。さらに、フィールドとメソッドを合わせて『クラスのメンバ』と呼びます。」
「オブジェクトとは、『モノ』です。『モノ』を組み合わせてプログラムを作るのがJavaの最大の特徴『オブジェクト指向』です。」
「オブジェクトを生成することを『インスタンス化』と言います。また、オブジェクト固有のメモリ上のデータをインスタンスと呼びます。」

2012/01/30

プログラム初心者にとっては、ＪＤＫやテラパッドなどの環境作りや、コマンドプロンプトの使い方、環境変数ＰＡＴＨの設定など基本事項など丁寧に解説されているので「入門の入門」となづけらたとおり使いやすい参考書だと思います。残念に思う点として、テラパッドは優秀なエディタですが、Eｃｌｉｐｓｅなどの環境を途中からでもよいので解説しておくべきではないかと思います。また、本書の半分までは、実に丁寧な解説ですが、クラスの解説から少し説明不足かなと感じます。クラス等については他の書籍等で学習するとして、プログラム習得を目指す目指さないをぬきにして、パソコンユーザーは目を通しておきたい１冊だと思います。